第 4354 回

After/WithコロナにおけるターンアラウンドM&Aの法的実務と留意点

会場受講動画配信
2020年10月15日(木) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

松本 渉
長島・大野・常松法律事務所
弁護士
水越 恭平
長島・大野・常松法律事務所
弁護士

講演趣旨

 猛威を振るう新型ウィルスに世界経済全体が多大な影響を受けている昨今、企業にとって生き残りをかけたM&Aや、特に財務状況が悪化した企業の再生を目的とする「ターンアラウンドM&A」が今後増加してくると予想されます。こうした取引においては、多数の利害関係人と交渉しながら、極めて短期間に案件をまとめ上げなければならず、また、平時のM&Aとは異なる考慮要素に対処しなければならないため、当該取引を意識した事前の備えが欠かせません。
 本セミナーでは、企業、金融機関、ファンド等においてM&Aに携わる方を対象として、ターンアラウンドM&Aに特有の実務上の視点や法律上の留意点等を凝縮してお伝えします。

補足案内

●本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。
●動画配信は、開催当日、ご都合により会場にお越しになれない方にご提供するサービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内のご案内開始を予定しております。

講演項目

I.ターンアラウンドM&Aとは
II.非上場企業のターンアラウンドM&A
(i)スキーム選択
(ii)法務DD
(iii)契約交渉における留意点
(iv)債権者調整
(v)否認リスク
III.上場企業のターンアラウンドM&A
(i)スキーム選択
(ii)ターンアラウンドのための株式発行
(iii)種類株式の柔軟性
(iv)過去実例の検討
IV.質疑応答

講師紹介

松本 渉 (まつもと わたる) 氏
 2010年弁護士登録、長島・大野・常松法律事務所に入所。英国Oxford大学での留学(経営大学院修士)や国内民間企業への出向経験を活かし、法務とビジネスを横断するプラクティスに豊富な経験を有する。専門は国内外のM&Aその他の資本取引、ターンアラウンド案件等。
水越 恭平 (みずこし きょうへい) 氏
 2010年弁護士登録、長島・大野・常松法律事務所入所。国内外での株式・社債その他の証券の発行を始めとする金融取引、開示規制を含む金融規制法に関するアドバイスを行うとともに、事業再生ADR手続を利用した上場会社による資金調達に関しても豊富な経験を有する。