第 4414 回

スタートアップ投資に欠かせない契約実務とデューデリジェンス実践の勘所

会場受講LIVE配信動画配信
2020年12月18日(金) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

松本 渉
長島・大野・常松法律事務所
弁護士

講演趣旨

 昨今のオープンイノベーションの潮流やスタートアップ気運の高まりを受け、日本の事業会社やベンチャーキャピタル等によるスタートアップ投資・資本提携等が件数・金額ともに年々増加しています。他方で、直近では、スタートアップのバリュエーションの高騰や、一部スタートアップ企業がスタートアップ後に経営不振に陥ったことなどより、投資契約時のデューデリジェンス並びに条件交渉等の実務が適切に行われたのかが改めて問われています。
 本セミナーでは、多数のスタートアップ投資案件に関与してきた講師が、これからスタートアップ投資を企図している企業や、スタートアップ投資を既にある程度経験した企業・VC等の担当者を対象に、その業務に資するべく、直面する課題やその対処法、実務担当者として知っておくべきノウハウなどを余すことなく紹介します。

補足案内

●本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。
●本セミナーのLIVE配信は、Zoomを利用します。
●動画配信は、開催当日、ご都合によりご参加になれない方に提供するサービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内のご案内開始を予定しております。

講演項目

I.スタートアップ投資の基礎の基礎
(i)スタートアップ投資の種類・目的・狙い
(ii)スタートアップ投資のプロセス
II.スタートアップ投資の契約実務
(i)契約書・種類株式の種別
(ii)各種契約条項におけるチェックポイント
III.スタートアップ投資のDD実務
(i)DDの要否・スコープ決め
(ii)DDにおけるチェックポイント
IV.実践編:事例検討
(i)DD段階
(ii)契約交渉段階
V.クロスボーダー要素を含む案件の留意点
VI.質疑応答

講師紹介

松本 渉 (まつもと わたる) 氏
 2009年東京大学院法科大学院修了、2010年弁護士登録とともに長島・大野・常松法律事務所に入所。2016年にはUniversity of Oxford Saïd Business SchoolにてMBAを履修、ロンドンでの法律事務所勤務を経て、2018年に民間企業の経営管理部にて資本取引・M&A取引等の立案・実行に従事。弁護士として、国内外のM&Aその他の資本取引、スタートアップ投資、ターンアラウンド案件等を多数手がける。
<近著>
 「M&Aリスク管理の最前線-国内外の最新実務」(商事法務、2018年(共著))等。