第 3417 回

債権法改正が保険業務に与える影響と実務対応

-ポイントを絞って詳しく解説-

会場受講
2017年9月29日(金) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

吉田 和央
森・濱田松本法律事務所 弁護士

講演趣旨

 「民法の一部を改正する法律案」が本年5月26日に成立し、6月2日に公布され、3年後の2020年6月までに施行される見通しとなっています。
 改正項目は多岐にわたりますが、本セミナーでは、保険会社や代理店等のご担当者に向けて、改正項目のうち保険業務に影響を与える可能性のある事項に焦点を絞り、現時点で想定される実務対応も含めて分析・解説します。

補足案内

講演項目

1. 総論
(1) 改正経緯
(2) 改正を理解する上で参考とすべき資料
(3) 今後のスケジュール など
2. 各論
(1) 意思表示に関する改正
(2) 消滅時効に関する改正
(3) 法定利率に関する改正
(4) 債務不履行・解除に関する改正
(5) 定型約款に関する改正 
(6) その他
3. 実務対応
(1) 約款・契約書の改定
(2) 保険募集フローへの影響
(3) 保険料の収受・保険金の支払いへの影響
(4) システム改定
(5) 紛争対応への影響 など

講師紹介

吉田 和央 (よしだ かずお) 氏
 金融規制法対応、争訟・紛争解決、コーポレートガバナンス業務などに従事し、とりわけ銀行・保険関連法務を専門とする。2008年弁護士登録。2012年7月金融庁監督局保険課に出向(課長補佐)、同局総務課、銀行第一課、法令等遵守調査室を併任(~14年6月)。
<近時の著作>
 『詳解 保険業法』(金融財政事情研究会 2016)、「顧客本位の業務運営のための7大原則徹底研究」(銀行研修社2017年2月号 共著)、「InsurTech(インシュアテック)の本質と法的諸問題についての試論-保険版FinTechの可能性-」(金融法務事情2061号 2017)、「震災と金融業務」(ジュリスト1497号 2016 共著)、「遺伝子検査と保険の緊張関係に係る一考察-米国及びドイツの法制を踏まえて-」(生命保険論集193号 2015)など。