第 4538 回

ベトナムにおける不動産ビジネスの現状と不動産投資実務・法務の注意点!
―コロナ禍での経済や不動産の状況など、最新情勢を踏まえ―

LIVE配信動画配信
2021年5月21日(金) 13:30~16:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
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電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

工藤 拓人
弁護士法人キャストグローバル パートナー
CastGlobal Law Vietnam Co., Ltd. 代表弁護士 

講演趣旨

 ベトナムでは2015年7月1日から非居住者外国人も住宅が購入できるようになり、有力な投資先としてベトナム不動産市場が一層注目されています。個人の投資だけでなく企業による大型開発案件の投資も多く進んでいて、大企業だけでなく中小企業も開発案件の調査・検討に積極的です。しかしながら、社会主義国であることから、不動産投資でビジネスを行う場合についても、ベトナム特有の注意点が数多く存在しますので、実務や法務面で十分な注意が必要です。
 本講演では、ベトナム在住7年に及び現地日系企業に対し法務アドバイスを続けている講師が、コロナによる経済打撃があっても2020年に2.9%のGDP成長をしているベトナムの不動産市場の最新動向をお伝えするとともに、ベトナム不動産の所有や開発における法律上・実務上の進め方、注意点を解説します。ベトナムでの不動産事業・ホテル事業を検討されている方など、ベトナム不動産への投資を考えている皆様はぜひご応募ください。

補足案内

●企業内弁護士を除き、本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。
●本セミナーのLIVE配信は、Zoomを利用します。
●動画配信は、開催当日、ご都合によりご参加になれない方に提供するサービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内のご案内開始を予定しております。動画の視聴期間は、ご案内開始から4週間です。

講演項目

1)コロナによる経済動向とベトナム不動産の実情
a.近時の経済状況
b.どのような不動産開発が多いのか。
c.直近の外資系企業の進出動向について。
2)不動産事業と住宅所有
a. 事業としての投資と、住宅保有との法律上の違いは?
b. 目的別で考える 法律規制と進め方
c. ベトナムにおける土地制度、登記制度
3)住宅を保有する場合
a. 購入に関する法務と税務
b. 売却に関する法務と税務
c. 賃貸に関する法務と税務
4)不動産事業を行う場合
a. 外資で可能な投資手段とその方法(開発、サブリース、仲介・管理…)
b. ベトナムでの会社運営法務とコスト
c. 不動産事業において特に気をつけるべき場面(実例含む)
5)まとめ・質疑応答
a. ベトナムでの不動産事業のリスクと今後の期待
b. 質疑応答

講師紹介

工藤 拓人 (くどう たくと) 氏
 日本国弁護士、ベトナム外国弁護士。2011年から弁護士法人キャストに参画し、2013年から中国上海、2014年からベトナムへ赴任。2015年より弁護士法人キャストホーチミン支店長、2017年より現職。ベトナムを拠点に、在ベトナム日系企業に対して進出法務、M&A、労務、知的財産、税関および不動産などの分野でサポートを行うほか、アジアのスタートアップに対しても他の専門家と連携し幅広い支援を行う。
<著書>
 『これからのベトナムビジネス2020』(東方通信社、2020年、共著)『メコン諸国の不動産法』(大成出版社、2017年、共著)など。