第 4533 回

ESGファイナンスの最新トレンド
~新たな手法として注目されるインパクトファイナンスとトランジションファイナンス~

LIVE配信動画配信
2021年5月19日(水) 9:30~11:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

大山 祥平
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
環境エネルギー第2部 環境ビジネス戦略チーム
チーフコンサルタント
白濱 秀至
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
環境エネルギー第2部 環境ビジネス戦略チーム
コンサルタント

講演趣旨

 近年、ESGファイナンスは広がりを見せ、世界における投融資額も増加している。その中で、従来にはない新たな切り口でのファイナンス手法に注目が集まっている。
 インパクトファイナンスは投融資判断に「実社会へのインパクト」という新たな軸を考慮する手法であり、トランジションファイナンスは企業の脱炭素に向けた移行の取組に着目した手法である。いずれも国際的な議論を踏まえ、日本政府によるガイドの策定等の積極的な導入支援が行われている。
 本セミナーでは、これらのファイナンス手法に関する最新のトレンドを、実際の事例や政府による検討状況等を踏まえて具体的に解説することで、金融機関のみならず、資金調達を行う企業担当者においても参考となる情報を提供する。

補足案内

●本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。
●本セミナーのLIVE配信は、Zoomを利用します。
●動画配信は、開催当日、ご都合によりご参加になれない方に提供するサービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内のご案内開始を予定しております。動画の視聴期間は、ご案内開始から4週間です。

講演項目

1.ESGファイナンスの全体像
①ESGファイナンスの拡大
②代表的なESGファイナンス手法
2.インパクトファイナンスに関する国内外の動向
①インパクトファイナンスの概要:UNEP FI等における議論
②インパクトファイナンスの実施事例
③ 環境省における検討状況(グリーンインパクト評価ガイド等)
3.トランジションファイナンスに関する国内外の動向
①トランジションファイナンスの概要:ICMAによるハンドブック
②トランジションファイナンスの実施事例
③経済産業省における検討状況(日本版トランジションファイナンス基本指針等)

講師紹介

大山 祥平 (おおやま しょうへい) 氏
 東京大学大学院農学生命科学研究科博士前期課程修了、2013年みずほ情報総研入社。入社以来、再生可能エネルギー、水素、CCS等に関する技術・政策動向調査、環境性評価等の業務に従事。2018年8月より経済産業省環境経済室へ2年間出向し、ESG情報開示、特にTCFDに関する政策立案・制度運営等を担当。2020年8月よりTCFDシナリオ分析、統合報告書作成支援等のコンサルティングに従事。
白濱 秀至 (しらはま しゅうじ) 氏
 東京大学大学院農学生命科学研究科博士前期課程修了、2018年みずほ情報総研入社。入社以来、非財務情報開示(CDP回答支援、TCFDシナリオ分析)や、温室効果ガス排出量算定(Scope1,2,3)、中長期目標設定(SBT)等を中心に、民間企業向けのESG対応に係るコンサルティングに従事。