第 3434 回

ベトナム企業との業務・資本提携やM&Aを成功させるための留意点と実務

会場受講
2017年10月19日(木) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

石川 幸
ABC株式会社(AGSグループ)
代表取締役
堀切 泰孝
ABC株式会社(AGSグループ)
日本国税理士  

講演趣旨

  一時のアジア危機を乗り越え、ベトナム経済は引き続き成長を持続しています。かつては多くの外資系企業が安価な労働力を求めて進出してきましたが、現在ではそのような進出件数は3割程度になっていて、むしろ中間所得層による購買市場を期待しての進出が増えてきています。
 進出時の手法としては、合弁事業形態のM&A、ベトナム法人との業務・資本提携などがあり、様々な懸念や課題があるものの、日本企業は今後も積極的に取り組むものと思われます。
 本講演では、2015年の改正ベトナム投資法が定着しつつある中、ベトナム進出検討企業の皆様のために、ベトナム税法を踏まえ、事例も交えながら、投資スキームなどの基本から実務までの留意点と実務について解説します。

補足案内

講演項目

1.ベトナム進出の概要
(1)投資ライセンス(新投資法)
(2)外資規制(合弁の必要性)
(3)MA事例
2.MA形態
(1)持分譲渡
(2)事業譲渡(新設法人+事業譲渡)
(3)新設合弁
3.会計・税務
(1)譲渡益課税(税務)
(2)未払い税務
(3)資産評価
(4)会計・税務DDの注意点
4.金融・その他
(1)買収資金
(2)海外送金
(3)資産評価
(4)不動産

講師紹介

石川 幸 (いしかわ こう) 氏
1992年一橋大卒、2008年慶應修了。旧富士銀行・現みずほ銀行・みずほ証券と一貫して投資銀行業務に従事。2008年AGS創業以来、概略2,000社近くの事案に対応しつつ、最近はM&A案件も推進。中小機構やJETRO等のベトナム事業にも参画。
堀切 泰孝 (ほりきり やすたか) 氏
 九州情報大学経営情報学部卒業。2009年税理士試験合格、2011年公認会計士試験合格。AGSにて現地会計・税務・法定監査に精通。連結決算や税務調査対応な。M&AのDDに限らず各種対応を推進。日越双方の税務リスクを最小化すべく、日々、国際課税問題と向き合う。言語は日本語、英語、ベトナム語(日常会話)。
AGSグループ
 ベトナムビジネスに特化した専門家集団。ベトナム現地調査・視察・ビジネスマッチング、駐在員事務所や現地法人設立から、会計、経理、税務、監査、労務、法務、M&Aまでトータルにサポート。ABC株式会社は日本法人。