第 4713 回

カーボンプライシングの国内外動向と新たなビジネス展開

会場受講LIVE配信動画配信
2021年11月24日(水) 9:30~11:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

元木 悠子
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
環境エネルギー第1部 地球環境チーム 課長

講演趣旨

 カーボンプライシングを巡り、日本は今大きな転換点を迎えています。
 本講演では、カーボンプライシングに精通した講師が、日本政府が導入を検討しているカーボンプライシングとは何か、カーボンプライシング(炭素税、排出量取引制度)の世界的な広がりや炭素国境調整措置(CBAM)など「Fit for 55」で示されたEUの最新動向について紹介します。
 その上で、カーボンプライシング導入を巡る国内議論を踏まえ、カーボンニュートラルに向けての新たな競争ルールとなりつつあるカーボンプライシングに対して企業はどう備えればよいのか、インターナルカーボンプライシングなど、企業の打つべき方策について解説します。

補足案内

●本セミナーのLIVE配信は、Zoomを利用します。
●動画配信は、開催当日、ご都合によりご参加になれない方に提供するサービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内のご案内開始を予定しております。動画の視聴期間は、ご案内開始から4週間です。

講演項目

1.カーボンプライシングとは
2.世界に広がるカーボンプライシング
(1)炭素税・排出量取引制度の世界的な広がり
(2)世界をリードするEUの最新動向
3.日本における導入議論
4.企業が取るべき戦略
(1)ビジネスを取り巻くリスクとチャンス
(2)カーボンプライシングにどう備えるか

講師紹介

元木 悠子 (もとき ゆうこ) 氏
 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了(博士(政策・メディア))。2008年みずほ情報総研株式会社(現みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社)入社。国立環境研究所や産業技術総合研究所の業務で、アジア太平洋地域統合評価モデル(AIM)やMARKAL(Market Allocation)モデルを用いた中長期エネルギー需給分析、気候変動緩和策の定量評価を実施。また、環境省業務で、税制グリーン化やカーボンプライシングの調査分析や中長期温室効果ガス削減目標の検討、「中央環境審議会カーボンプライシングの活用に関する小委員会」や「税制全体のグリーン化推進検討会」の運営を支援。