第 4730 回

経済安全保障を背景とした国際取引規制のコンプライアンス
~規制の背景と実務上の留意点の解説

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2021年12月10日(金) 9:30~11:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
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電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

眞武 慶彦
長島・大野・常松法律事務所 パートナー弁護士

講演趣旨

 米中貿易摩擦をはじめとする国家間の利害関係の緊張が高まっていることを背景として、担当大臣が任命されるなど、経済安全保障がかつてない注目を集めるようになり、それらの政策の下で導入・強化された法規制が企業の事業活動にも大きな影響を与えるようになっています。
 特に米国の諸規制は広く域外適用されうる上に規制内容が複雑であるため、日本企業にとって注意しなければならないことが多くあります。
 本講演では、米国の輸出規制、政府調達規制をはじめとする経済安全保障を背景として近時強化されている諸規制の内容と、それらの規制のコンプライアンス体制を構築する上での実務上の留意点について解説します。

補足案内

●企業内弁護士を除き、本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。
●本セミナーのLIVE配信は、Zoomを利用します。
●動画配信は、開催当日、ご都合によりご参加になれない方に提供するサービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内のご案内開始を予定しております。動画の視聴期間は、ご案内開始から4週間です。

講演項目

1. 経済安全保障と法規制
(1)経済安全保障とは
(2)経済安全保障に関わる規制の概要
(3)コンプライアンスプログラムの設計
2. 輸出規制・経済制裁
(1)米国の輸出規制
(2)日本の輸出規制
(3)各国の経済制裁
3. 米国国防権限法889条
(1)規制の概要
(2)実務の動向
4. 投資規制
(1)CIFIUS
(2)日本の対内直接投資規制
(3)日本のその他の外資規制

講師紹介

眞武 慶彦 (またけ よしひこ) 氏
 東京大学法学部卒業、Columbia Law SchoolにてLL.M.を取得。主な取扱分野は、危機管理、企業不祥事対応、海外争訟、ガバナンス・コンプライアンス体制の整備及び輸出入規制等の各分野。各種製造業者の大規模品質不正事案、環境規制違反に係る国際調査事案等の様々な企業不祥事事案の対応を手がける。
 また、当事務所ニューヨーク・オフィスでの勤務経験を活かし、輸出入規制をはじめとする国際取引規制、データ保護法制、北米を中心としたクロスボーダー法務等企業法務・コンプライアンスの幅広い分野にわたってアドバイスを提供している。