第 4768 回

TOBなど企業買収を巡るわが国の最新動向 
~上場子会社の売却、敵対的買収、その対抗策等の事例を交えながら~

会場受講LIVE配信動画配信
2022年1月26日(水) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

坂尻 健輔
森・濱田松本法律事務所 弁護士

講演趣旨

 わが国でもM&Aが事業戦略の一環として普通に使われるようになり、M&A市場が拡大を続ける中、その手法も多様化しています。上場会社を対象とするM&Aの手法の一つである公開買付けについても案件数が増加し、多様な事例の蓄積が進んでいます。
 中には、上場子会社の売却事案における特別配当スキーム・自己株式取得スキーム等を中心に、特殊なストラクチャーを採用する事例も見られます。また敵対的買収とその対抗策などの事案も増えています。
 そこで、本セミナーでは、公開買付けに関与の実績を数多く持つ講師が、M&Aに係わる皆様のために、近時の事例などを題材として最新のM&A動向を説明するとともに、M&Aの際の実務上の留意点について分かりやすく解説します。

補足案内

●企業内弁護士を除き、本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。
●本セミナーのLIVE配信は、Zoomを利用します。
●動画配信は、開催当日、ご都合によりご参加になれない方に提供するサービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内のご案内開始を予定しております。動画の視聴期間は、ご案内開始から4週間です。

講演項目

1.近時における公開買付けの潮流
2.親子上場会社における公開買付け
(1)親会社による上場子会社の非公開化
(2)親会社による上場子会社の売却
―総論―
(3)親会社による上場子会社の売却
―自己株式取得―
(4)親会社による上場子会社の売却
―特別配当―
3.敵対的事案・対抗事案
(1)敵対的事案における実務上の留意点
(2)対抗提案事案における実務上の留意点
4.質疑応答

講師紹介

坂尻 健輔 (さかじり けんすけ) 氏
 2013年東京大学法学部卒業、2014年弁護士登録。2016年東京証券取引所(上場部ディスクロージャー企画グループ)へ出向。M&A/組織再編、コーポレート・ガバナンス、キャピタル・マーケッツ等を取り扱う。
著書著述
 「近時における公開買付けの新潮流(1) 親会社等による上場子会社等の株式の売却事例の分析-自己株式取得・特別配当を用いる事例を中心に-」(資料版商事法務 2021年)、「近時における公開買付けの新潮流(2・完) 敵対的公開買付け・対抗提案事例の分析」(資料版商事法務 2021年)、『資本業務提携ハンドブック』(商事法務2020年、共著)他、多数