第 4904 回

気候変動・カーボンニュートラルをめぐる最新動向と法的留意点
~再エネ・水素等、投資家・金融機関の動き、カーボンプライシング~

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2022年6月22日(水) 13:30~16:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
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電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

深津 功二
TMI総合法律事務所 パートナー弁護士

講演趣旨

 地球温暖化による気候変動に対して、日本は2050年の脱炭素社会の実現を宣言し、各企業・各産業も温室効果ガスの排出削減及び吸収に一層取り組む必要があります。
 温室効果ガスの排出削減等に対しては、再生可能エネルギーや水素等の利用を促進し、イノベーションを進める必要があります。また、企業に対する資金の出し手である金融機関や投資家も、今後、企業に対してさまざまな働きかけを積極的に進めていくと考えられます。さらに、排出削減等に取り組むインセンティブとしてカーボンプライシングを活用することが重要となります。
 本セミナーでは、気候変動をめぐる動きを概観し、カーボンニュートラルをめざす企業の諸方策(特に、再生可能エネルギーと水素利用)、及びこれらを促進する投資家、国際NGO、金融機関の動きを、法的な側面から説明します。さらに、企業によるカーボンニュートラルを支援するカーボンプライシングの現状と新たな動きについて、法律上の留意点を踏まえて解説します。

補足案内

●本セミナーはZoomを利用してオンラインLIVE配信で行います。会場受講はありません。
●動画配信は、都合により開催当日のLIVE参加が難しい方へご提供しているサービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内の案内開始を予定しています。動画の視聴期間は、案内開始から4週間です。

講演項目

 1. 気候変動の状況、気候変動をめぐる動き
 2. 温室効果ガスの排出削減・吸収
  (1)再エネ発電、水素等の利用、イノベーション
  (2)投資家・国際NGOの動き
  (3)金融機関の動き
 3. カーボンプライシング
  (1)J-クレジット
  (2)非化石証書
  (3)JCM
  (4)新たな動き
 4. 関連質疑応答

講師紹介

 深津 功二 (ふかつ こうじ) 氏
 主な業務分野は、再生可能エネルギープロジェクト、プロジェクトファイナンス等の金融全般、エネルギー関連案件等。1988年東京大学法学部卒業、11年の社会人生活を経て、2004年弁護士登録、07年よりTMI総合法律事務所勤務。2014年1月パートナー就任。
 著書・論文 「再生可能エネルギーの法と実務」(民事法研究会、2013)、「電力システム改革と再生可能エネルギー」(Law and Technology No.62(2014年1月)、「太陽光発電ABLの法務と実務上の留意点」(銀行実務44巻7号(2014年7月))、「再生可能エネルギー発電事業のM&A」(電気新聞2017年8月22日~28日)など多数