第 4918 回
メザニンファイナンスの実務講座
LIVE配信動画配信
2022年7月6日(水) 13:30~16:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
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当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。
講師
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月岡 崇 氏
長島・大野・常松法律事務所 パートナー弁護士
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水越 恭平 氏
長島・大野・常松法律事務所 パートナー弁護士
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講演趣旨
企業の危機的状況での資本性の資金調達、ハイブリッド証券の発行、あるいはM&Aや不動産の取得におけるファイナンスや、プロジェクトファイナンスなどの案件において、シニアローンと普通株式の中間に位置づけられるメザニンファイナンスの手法が広く用いられています。 特に近年のコロナ禍を背景に、劣後ローンや優先株式による資金調達が注目されています。
本セミナーでは、メザニンファイナンスで用いられる商品の中から、劣後ローン・劣後債と優先株式に焦点を当て、それぞれに精通した講師がその仕組みや法的構成、ドキュメンテーション上のポイントなどについて基礎から分かりやすく解説します。
補足案内
●本セミナーZoomを利用しオンラインLIVEで開催します。
●動画配信は、都合により開催当日のLIVE参加が難しい方へのご提供サービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内の案内開始を予定しています。動画の視聴期間は案内開始から4週間です。
講演項目
1. メザニンファイナンスとは
2. 劣後ローン・劣後債
(1)劣後ローン・劣後債とは
(2)劣後の方式(絶対劣後と相対劣後)
(3)絶対劣後の劣後ローン・劣後債
- ハイブリッド証券や資本性劣後ローンなど
(4)相対劣後の劣後ローン
- 買収ファイナンスやプロジェクトファイナンスにおけるメザニンローンなど
3. 優先株式
(1)優先株式とは
- 事業再生局面での活用
(2)優先株式の発行手続
- 会社法、金商法、上場規則など
(3)優先株式の内容設計
- 議決権、譲渡制限、配当、転換権など
(4)投資契約の内容
- ガバナンス、転換制限など
4. 質疑応答
講師紹介
月岡 崇 (つきおか たかし) 氏
バンキング(シンジケートローン、メザニンファイナンス、セキュリティトラスト等)、ファクタリング、信託や債権流動化等のストラクチャードファイナンス取引、証券発行といった国内外のファイナンス取引や、金融規制法分野を主に取り扱う。日系企業の海外進出支援、特にインフラ分野における海外展開支援も手がけている。
1999年弁護士登録、2004年Columbia Law School卒(LL.M.)、2004-2005年米国Shearman & Sterling法律事務所勤務。バンキングやキャピタルマーケットに関する著述や論文多数。最近の論文に「社債への利息制限法の適用がはじめて否定された最高裁判例と実務への影響」(ビジネス法務2021年9月号)。
水越 恭平 (みずこし きょうへい) 氏
国内外での株式・社債その他の証券の発行を始めとする金融取引、開示規制を含む金融規制法に関するアドバイスを行うとともに、事業再生ADR手続を利用した上場会社による資金調達に関しても豊富な経験を有する。
2010年弁護士登録、2016年University of Washington, School of Law卒(LL.M.)、2016-2018年東京証券取引所上場部勤務。