第 4902 回

金融機関による異業種進出への挑戦
~昨今のトレンド・事例を踏まえた主要検討ポイントの解説~

LIVE配信動画配信
2022年6月20日(月) 13:30~16:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

大野 晃
アビームコンサルティング株式会社 金融ビジネスユニット 執行役員プリンシパル
岡本 陽介
アビームコンサルティング株式会社 商社ビジネスユニット シニアマネージャー

講演趣旨

 昨今、金融業界では、人口減少・低金利といった従来からの社会・経済的トレンドに加え、テクノロジーの進化による異業種からの金融業参入が相次いでいます。さらに、新型コロナウイルスの感染拡大を背景としたデジタル化が加速度的に進展するなど、競争環境の大きな変化に直面しています。
 一方、銀行法の改正により、他業解禁に向けた規制緩和の流れを受け、金融機関による非金融事業など異業種への進出事例が増えてきました。
 本セミナーでは、金融機関への経営アドバイス実績が豊富な2人の講師が、金融機関が異業種へ進出することによる意義とメリット・デメリットを整理します。さらに、異業種進出を検討・実施するまでの論点と具体的な進め方など、異業種参入を成功させるためのクイックかつ効果的なアプローチを、具体的な事例も交えつつ解説します。

補足案内

●本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。
●本セミナーのLIVE配信は、Zoomを利用します。
●動画配信は、都合により開催当日のLIVE参加が難しい方へのご提供サービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内の案内開始を予定しています。動画の視聴期間は、案内開始から4週間です。

講演項目

 1.金融機関を取り巻く環境認識・課題
  (1)金融事業におけるマクロ環境
  (2)金融機関の異業種進出と関連法制度
  (3)相次ぐ異業種からの金融業進出
  (4)金融事業の今後の展望と金融機関の課題
 2.事例から考察する異業種進出の類型
  (1)国内外の金融機関による異業種進出の動向
  (2)事例から見る異業種進出アプローチの類型
  (3)非金融サービスを強化するための持ち株会社のあり方
 3.異業種進出検討に向けたアプローチ
  (1)異業種進出時の3つのフェーズと5つのステップ
  (2)事業構想検証・構想策定時のポイント
  (3)事業計画策定時のポイント
  (4)事業構築~オペレーションのポイント
 4.ポストコロナ時代における金融機関の異業種進出戦略
  (1)金融機関における異業種進出のメリットとデメリット
  (2)今後の金融機関に求められる異業種進出戦略とは
 5.質疑応答

講師紹介

 大野 晃 氏
 アビームコンサルティング入社以来20年以上にわたり、金融業を中心に経営・事業戦略立案、システム構想策定等の戦略コンサルティングに加え、経営統合・合併、全社BPR、全社システム更改等様々なコンサルティングを担当。
現在、地方銀行向けサービスをリード。
 著述 「解説 地域銀行の中期経営計画 ~4つのキーワードから見た傾向と課題~」(2021年8月 月刊金融ジャーナル)
 岡本 陽介 氏
 1981年群馬県生まれ。起業、大手商社を経て2018年アビームコンサルティング入社。移動通信・ECなど、非金融業を祖業とする企業グループの金融セグメントグループ等に対し、非金融業とのシナジーや、企業グループが保有するデータを利活用した新規ビジネスの立上プロジェクト等を多く経験。
 著述 「地方銀行による地域商社事業進出の考察~課題と収益化への道筋~」(アビームコンサルティングWEBサイト掲載記事 2021年10月)