第 4786 回

IPOに向けた準備の全体像とポイント
~IPO前のファイナンスやアンダープライシング問題、その他の近時トピックも~

LIVE配信動画配信
2022年4月15日(金) 9:30~11:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
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電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

石橋 誠之
森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士

講演趣旨

 IPO(新規株式公開)市場は長らく活況を呈しています。一方で、IPOに向けた準備は、会社が初めて取り組む事項が多く、かつ、どのような課題があるのかは会社の置かれた状況次第といえます。そのため、準備に長時間を要してします場合もありますし、課題への対処を誤ると将来のIPOの可能性が閉ざされてしまう場合もあることから、極めて慎重な対応が求められます。
 本セミナーでは、IPOプロジェクトの成功を目指して準備を効率的・効果的に進めるためには何をすればよいかを理解するため、IPOの手続き・スケジュールの概要を示したうえで、IPOの準備として行うべき事項や、問題となりやすいポイント・その対応策などを解説します。
 併せて、近時活発になりつつあるIPO前の資金調達に関するトピックや、IPOのアンダープライシング問題に関する議論などについてもご紹介します。

補足案内

●本セミナーのLIVE配信は、Zoomを利用します。
●動画配信は、開催当日、ご都合によりご参加になれない方に提供するサービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内のご案内開始を予定しております。動画の視聴期間は、ご案内開始から4週間です。

講演項目

1.IPOに向けた準備の概要とスケジュール
・近時のIPOの状況
・IPOに向けた準備のスケジュール
・プロジェクトの主な関係者とチーム体制
2.IPOの手法と対応ポイント
・IPOにはどのような手法があるか
(国内公募、旧臨報方式、グローバルオファリング等)
・各手法とバリュエーション、投資家、販売戦略
・必要書類の作成の進め方
・東証上場審査、DD(デューディリジェンス)への対応
・投資家へのマーケティング
3.情報管理とIPO前のファイナンス
・なぜ情報管理が必要か
・どのような情報をどのように管理すればよいか
・IPO前のファイナンスを実施する場合の留意点
4.IPOに関する近時の議論・トピックス
・IPOのアンダープライシング問題に関する議論
・東証におけるSPACの導入に関する議論
・東証ベンチャーファンド市場の改正

講師紹介

石橋 誠之 (いしばし まさゆき) 氏
 弁護士・ニューヨーク州弁護士。東京大学経済学部卒業、東京大学法科大学院卒業、ニューヨーク大学ロースクール修了。Simpson Thacher & Bartlett法律事務所(ニューヨークオフィス及び東京オフィス)にて執務。IPOをはじめとするキャピタル・マーケッツと金融規制を主要取扱分野とし、伝統的なファイナンス案件からアクティビスト対応・証券訴訟まで幅広い経験を有する。
著書・論文
 『エクイティ・ファイナンスの理論と実務〔第三版〕』(商事法務、2022年)、「外為法改正によるエクイティ・ファイナンスへの実務上の影響」(旬刊経理情報、2020)、『上場株式取引の法務〔第二版〕』(中央経済社、2019年)、「急速買付け、インサイダー等の各種規制に注意 貸株を伴う新株予約権の第三者割当の法務ポイント」(旬刊経理情報、2017)、ほか多数(共著含む)