第 4897 回
NFTなどデジタル資産の事例研究と取引等で想定される法的課題
-メタバースとの関連にも触れながら-
LIVE配信動画配信
2022年6月14日(火) 13:30~16:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
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当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。
講師
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福岡 真之介 氏
西村あさひ法律事務所 パートナー弁護士
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講演趣旨
NFTとは「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」のことで、あらゆるデジタルデータを唯一無二のデータとし、所有証明書をつけて資産価値を持たせる技術であると喧伝されています。様々なビジネスでの活用が期待できると、デジタル技術に詳しい一部の人のみならず、多くの人々の関心を集めています。実際、2021年頃からはデジタルアートが高額で取引され話題となるなど、欧米を中心に急速に市場規模を拡大しています。
また、最近、Facebook社がMetaへと社名を変更したことから注目度が高まった「メタバース」においても、メタバース上でのNFT取引が拡大すると期待されています。
そこで、本講演では、NFTの活用が期待されるビジネスを具体的に想定しながら、問題となり得る法的論点及び課題を整理し解説します。またNFTと関連性・親和性が高いメタバースについても詳しく述べます。
補足案内
●企業内弁護士を除き、本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。
●本セミナーのLIVE配信は、Zoomを利用します。
●動画配信は、開催当日、ご都合によりご参加になれない方に提供するサービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内のご案内開始を予定しております。動画の視聴期間は、ご案内開始から4週間です。
講演項目
1.NFTについての概説
(1)NFTとはどのようなものか
(2)NFTが用いられている事例
2.NFTの法律問題
(1)知的財産法
(2)金融規制
(3)賭博罪
(4)消費者規制
(5)税法
3.実際の事例で考えるNFTの法律問題
(1)スポーツの事例ーNBA Top Shotを題材に
(2)ゲームの事例ーAxie Infinityを題材に
(3)アート・アイテムの事例ーOpenSeaを題材に
(4)メタバースの事例ーDecentralandを題材に
講師紹介
福岡 真之介 (ふくおか しんのすけ) 氏
1996年 東京大学法学部卒業。1998年 司法修習修了(50期)。2001年~現在 西村あさひ法律事務所勤務。2021年~2022年 経済産業省「AI原則の実践の在り方に関する検討会」委員。著書は『データの法律と契約(第2版)』(2021年)、『AIの法律』(2020年)、電子契約導入ガイドブック[国内契約編]』(2020年)、『AI開発のための法律知識と契約書作成のポイント』(2020年)、『データ取引の契約実務―書式と解説』(2019年)など多数。
稲垣 弘則 (いながき ひろのり) 氏
2010年弁護士登録。2017年南カリフォルニア大学ロースクール卒業(LL.M.)。2018~2020年パシフィックリーグマーケティング株式会社出向、2019年~SPORTS TECH TOKYOメンター、2020年~INNOVATION LEAGUE ACCELERATIONメンター、2021年~経済産業省・スポーツ庁「スポーツコンテンツ・データビジネスの拡大に向けた権利の在り方研究会」委員、2022年~スポーツエコシステム推進協議会事務局長。著書は『DX時代のスポーツビジネス・ロー入門』(2022年)など。
服部 啓 (はっとり けい) 氏
2014年東京大学法学部卒業。2016年弁護士登録。国内外における知財、エンターテイメント、IT関連の各種取引及び争訟、個人情報保護・データに関わる法規制、その他新しいテクノロジーを用いたビジネスに関わる各種法律問題についてアドバイスを提供する。『2020年個人情報保護法改正と実務対応』(2020年)、『DX時代のスポーツビジネス・ロー入門』(2022年)などの著作に参加。