第 4921 回
海外型シンジケートローン契約の実務と留意点
~LMA雛型の解説を中心に、担保・保証の留意点やメザニンファイナンスまで~
LIVE配信動画配信
2022年7月8日(金) 13:30~15:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
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当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。
講師
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白川 佳 氏
森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士
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講演趣旨
近年、日本企業が海外において、シンジケートローンや買収ファイナンスを利用する機会が増えてきています。これらのローンやファイナンスの契約書は、LMA(国際ローン市場協会)等の国際機関の雛型をベースに作成されています。そのため、国内で利用されるJSLA(日本ローン債権市場協会)ベースのシンジケートローン契約書とは相違点が多くあり、関係者の方はLMAの雛型について十分な知識習得が必要です。
本講演では、海外型シンジケートローンなどの法的アドバイスに豊富な経験を有する講師が、LMA雛型の解説を中心としつつ、海外のシンジケートローンを組成し又は参加する際の留意点と近時の動向、更にはメザニンファイナンスの仕組みまでを、基礎から分かりやすく解説します。
補足案内
●本セミナーはZoomを利用しオンラインLIVEで開催します。
●動画配信は、都合により開催当日のLIVE参加が難しい方へのご提供サービスです。
セミナー開催終了後、3営業日以内の案内開始を予定しています。動画の視聴期間は、
案内開始から4週間です。
講演項目
I. 海外シンジケートローンの契約フォーム
①契約フォームの種類と利用場面
②海外フォームを利用する場合の留意点
II. LMAフォームの解説
①ファシリティの種類
②前提条件・表明保証・誓約事項・失期事由
③債権譲渡・契約変更
④その他の特徴的な規定
III. 担保・保証の留意点
①担保ストラクチャー
②合意担保原則
③セキュリティトラスト・パラレルデット等
IV. メザニンファイナンス
①基本的な仕組み
②債権者間協定とそのポイント
③Holdcoローンとそのポイント
講師紹介
白川 佳 (しらかわ けい) 氏
LBOファイナンス・プロジェクトファイナンスを中心として、多数の先駆的かつ複雑なクロスボーダーローン案件に関与している。2009年東京大学法科大学院修了、2010年弁護士登録(第二東京弁護士会所属)、2016年ハーバード大学ロースクール修了、2019年ニューヨーク州弁護士登録。The Legal 500 Asia Pacific 2022にてNext Generation Partnersに選出。