第 4985 回

投資型クラウドファンディングと株主コミュニティ制度の最新動向
~市場制度WG中間整理の議論を踏まえて~

LIVE配信動画配信
2022年10月6日(木) 13:30~15:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
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電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

宮田 俊
森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士

講演趣旨

 成長資金の供給を目的とした投資型クラウドファンディング制度については、その法的な基盤が整備され、これを利用した資金調達が増加傾向にあります。また、地域に根差した非上場の企業の株式の売買等の仕組みである株主コミュニティ制度についてもその利用が進んでおります。
 また、近時においては、金融庁金融審議会・市場制度ワーキンググループにおいても、金融サービス、市場インフラ機能の向上といった観点から、関連する議論がなされています。
 本セミナーでは、資金調達・金融規制を専門分野とする講師が、投資型クラウドファンディング及び株主コミュニティ制度の法規制の現状や今後の展開について解説します。

補足案内

●企業内弁護士を除き、本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。
●本セミナーのLIVE配信は、Zoomを利用します。
●動画配信は、都合により開催当日のLIVE参加が難しい方へのご提供サービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内の案内開始を予定しています。動画の視聴期間は、案内開始から4週間です。

講演項目

 1 投資型クラウドファンディング
  (1)制度概要
  (2)株式型/新株予約権型
   (a)組成
   (b)組成後の規制
  (3)事業型/融資型
   (a)組成
   (b)組成後の規制
 2 株主コミュニティ制度
  (1)制度概要
  (2)法規制
   (a)組成
   (b)組成後の規制
 3 市場制度WGでの議論
  (1)二種ファンドの募集・運用の適切性の確保のためのルールの見直し
  (2)非上場有価証券等の取引プラットフォーム

講師紹介

 宮田 俊 (みやた すぐる) 氏
 2007年東京大学法科大学院卒業、2014年New York University School of Law (LL.M.)修了。2008年弁護士登録、2015年ニューヨーク州弁護士登録。2017~2018証券取引等監視委員会出向(総務課、開示検査課)。日本証券アナリスト協会検定会員、公認不正検査士。キャピタルマーケッツ(公募、第三者割当、ライツ・オファリング)、金融規制(金融商品取引法、銀行法、資金決済法等)対応、金商法関連不正対応(開示・会計不正、不公正取引規制違反)等を中心に取り扱っている。
 関連著述 「コロナ禍における新たな資金調達の方法として注目 投資型クラウドファンディングに係る法規制と課題」(ビジネス法務 2020年11月号)