第 4945 回

セキュリティ・トークン・オファリング(STO)の法律実務
~不動産STO・社債STOの最新動向を中心に~

LIVE配信動画配信
2022年8月5日(金) 13:30~16:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

石橋 誠之
森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士

講演趣旨

 セキュリティ・トークン、すなわちブロックチェーン技術(分散台帳技術)を活用したデジタル証券による資金調達方法であるSTO(Security Token Offering)については、金融商品取引法の改正を経て、具体的な案件の実施に向けた検討が進められています。現在では、STOの手法として実際に採用することができると考えられるスキームが明らかになってきており、具体的な活用事例も次々に出てきています。
 本セミナーでは、キャピタル・マーケッツとFintech・金融規制を主要取扱分野とする講師が、セキュリティ・トークン/STOに関する法規制を概観しつつ、特に不動産STOと社債STOにフォーカスして、具体的なスキーム・特徴と活用方法について解説します。

補足案内

●企業内弁護士を除き、本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。
●本セミナーのLIVE配信は、Zoomを利用します。
●動画配信は、都合により開催当日のLIVE参加が難しい方へのご提供サービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内の案内開始を予定しています。動画の視聴期間は、案内開始から4週間です。

講演項目

 I. はじめに
 II. STOの法律
  (1)STOに関連する金商法上の概念
  (2)発行・販売時の規制
  (3)二次流通に関する規制
  (4)預託行為に関する規制
  (5)第三者対抗要件に関する特例(産業競争力強化法)
 III. STOの活用実務
  (1)STOのストラクチャーを検討する際の視点
  (2)匿名組合持分のSTO
  (3)信託受益権のSTO
  (4)社債のSTO
  (5)株式のSTO
  (6)その他
 IV. 終わりに

講師紹介

 石橋 誠之 (いしばし まさゆき) 氏
 弁護士・ニューヨーク州弁護士。東京大学経済学部卒業・東京大学法科大学院修了・ニューヨーク大学ロースクール(LL.M.)・同ビジネススクール(APCLB)。2016年~2017年Simpson Thacher & Bartlett法律事務所(ニューヨークオフィス及び東京オフィス)で執務。 専門分野 キャピタル・マーケッツとFintech・金融規制を主要取扱分野とし、伝統的なファイナンス案件からテクノロジーを活用したSTO等の資金調達手法まで幅広い経験を有する。セキュリティ・トークン/STOについては、当局や各種団体とも緊密に連携しつつ多数の案件に関与している。
 主要著書等 「暗号資産取引、STOとその不正」(金融法務事情No.2144、2020年)『暗号資産の法律』(中央経済社、2020年)、『デジタル金融未来レポート 2020』(日経BP、2020年)ほか多数