第 5119 回

機関投資家に求められる高度な金融商品会計【日本基準】とFRTB(トレーディング勘定の抜本的見直し)への準備

LIVE配信動画配信
2023年5月12日(金) 13:30~16:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

岡本 修
合同会社新宿経済研究所 代表社員社長 公認会計士

講演趣旨

 銀行等の機関投資家にとって、投資を高度化するうえで金融商品会計への備えは必須です。これに加え、FRTB(トレーディング勘定の抜本的見直し)の影響で、2024年ないし25年以降、銀行等金融機関はマーケットリスク相当額の算出を求められる局面が増えそうです。
 本セミナーでは、金融商品会計【日本基準】についての基礎から応用に至るまでの論点に加え、FRTBの概要について触れます。

補足案内

●本セミナーではZoomを使います。応募されますと、オンラインLIVE受講の「LIVE配信」および後日動画視聴の「動画配信」がご利用いただけます。●応募後に「LIVE配信」への参加が不都合となった場合はキャンセルではなく、「動画配信」のみのご利用となります。その場合も料金は変わりありません。●なお最初から「動画配信」のみへの応募もできます。●「動画配信」は、セミナー終了後、3営業日ほどで配信を開始します。視聴期間は視聴開始から4週間です。

講演項目

1.金融商品会計と金融規制
 (1)金融商品会計とは?
 (2)有価証券会計の基礎
 (3)金融商品会計とバーゼル規制
2.デリバティブの会計
 (1)デリバティブ会計の基本
 (2)ヘッジ会計を使いこなす
 (3)複合金融商品会計
3.ファンドの会計
 (1)信託の会計
 (2)投資信託の会計
4.バーゼル規制の概要
 (1)バーゼル規制の沿革
 (2)自己資本の定義
 (3)リスク・アセット
 (4)その他の論点
5.FRTBの概要
 (1)マーケットリスク規制の改革
 (2)トレーディング勘定とマーケットリスク

講師紹介

 岡本 修(おかもと おさむ)氏
 1998年慶応義塾大学商学部卒業、国家公務員採用一種試験(経済職)合格。2000年中央青山監査法人入社。2002年朝日監査法人(現・有限責任あずさ監査法人)入社。2004年公認会計士開業登録。2006年みずほ証券入社。9年間、債券営業セクションにて金融機関を中心とするソリューション営業に従事。2015年、金融商品会計と金融規制に特化したコンサルティング・ファームの合同会社新宿経済研究所を設立、現在に至る
 【主な著書】 『詳解バーゼルⅢによる新国際金融規制』(共著、中央経済社、2012年)、『金融機関のための金融商品会計ハンドブック』(東洋経済新報社、2012年)、『国内行向けバーゼルⅢによる新金融規制の実務』(共著、中央経済社、2014年)、『外貨建投資・ヘッジ戦略の会計と税務』(中央経済社、2015年)、『ファンド投資戦略の会計と税務』(中央経済社、2017年)、『デリバティブ投資戦略の会計実務』(中央経済社、2017年)、『すらすら金融商品会計』(中央経済社、2018年)