第 5134 回

有価証券報告書におけるサステナビリティ情報開示の実務対応
ー最新の実務を踏まえた最終対応を一挙解説ー

LIVE配信動画配信
2023年6月6日(火) 13:30~15:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
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電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

宮田 俊
森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士

講演趣旨

 2023年1月、有価証券報告書に「サステナビリティ情報」の記載欄を創設すること等を内容とする関連府令の改正内容が確定し、2023年3月期の有価証券報告書から適用されることとなりました。すでに多くの企業において準備が進められているところではありますが、本改正内容は抽象的な部分も多く、実務上悩ましい点も少なくありません。
 そこで本セミナーでは、3月期の企業において有価証券報告書提出のタイミングが迫る中、パブリックコメント回答の内容や最新の実務を踏まえて、有報記載の総点検に役立つ情報について詳述します。併せて、サステナビリティ情報開示に関連する今後の注目すべき動向についても解説します。

補足案内

●企業内弁護士を除き、本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。●本セミナーではZoomを使います。応募されますと、「LIVE配信」および「動画配信」の両方が利用できます。●応募後に「LIVE配信」への参加が不都合となった場合は、キャンセルではなく「動画配信」のみのご利用となります。その場合も料金は変わりありません。●最初から「動画配信」のみへの応募もできます。●「動画配信」は、セミナー終了後、3営業日ほどで配信開始します。視聴期間は視聴開始から4週間です。●本セミナーに会場受講はありません。

講演項目

1 開示府令等改正案の内容
 (1) 適用範囲・適用時期
 (2) サステナビリティ全般に関する開示
 (3) 気候変動開示
 (4) 人的資本・多様性開示
 (5) 将来情報
 (6) 任意開示書類の参照
2 記載例
 (1) サステナビリティ全般開示
 (2) 気候変動開示
 (3) 人的資本・多様性開示
3 今後の注目すべき動向
 (1) ISSB、SSBJでの基準策定の動向
 (2) ディスクロージャーワーキング・グループでの議論(サステナビリティ情報と第三者保証 等)
 (3) 企業会計審議会内部統制部会での議論(サステナビリティ情報と内部統制)

講師紹介

 宮田 俊 (みやた すぐる) 氏
 2007年東京大学法科大学院卒業、2014年New York University School of Law (LL.M.)修了。2008年弁護士登録、2015年ニューヨーク州弁護士登録。2017~2018証券取引等監視委員会出向。日本証券アナリスト協会検定会員、公認不正検査士。キャピタルマーケッツ、ディスクロージャー、金融規制(金融商品取引法関係)対応、金商法関連不正(開示・会計不正、不公正取引規制違反)対応等を中心に取り扱っている。
 関連著述 『ESGと商事法務』(商事法務・2021・共著)、「「サステナビリティ」をめぐる改訂CGコード原則の解説と課題への取組み」(ビジネス法務・2021)、「ESGと開示」(旬刊商事法務・2021)