第 5260 回
海外企業とのM&A契約(実践編)
~株式譲渡契約(SPA)を題材に~
LIVE配信動画配信
2023年12月1日(金) 13:30~16:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
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当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。
講師
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大槻 由昭 氏
アンダーソン・毛利・友常法律事務所 外国法共同事業
スペシャル・カウンセル弁護士
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講演趣旨
本講義は、海外企業とのM&A取引で使用されることが多い英文の株式譲渡契約(SPA)の典型的な例を題材として、実際のディールにおいて想定される事例について検討を加えるという、実践的な内容の講義です。
講義の前半では、一般的な英文の株式譲渡契約(SPA)の条項についてざっとした解説をしたうえで、講義後半では、いくつかの設例(架空の事例)に則した解説を行います(「6 講演項目」参照。ただし詳細は未定)。
なお、本講義は、株式譲渡契約(SPA)の条文自体の解説に特化した講義ではないため、英文の株式譲渡契約(SPA)については一定の知識をお持ちの受講者の方を主な対象としていますが、M&Aのご経験値がない方でも気軽にご参加いただけるよう、できるだけわかりやすいご説明を心がけます。
補足案内
●企業内弁護士を除き、本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。●本セミナーではZoomを使います。「LIVE配信」に応募されますと、「動画配信」も利用できます。●応募後のキャンセルはご遠慮ください。開催当日の「LIVE配信」への参加が不都合となった場合は「動画配信」のみのご利用となります。その場合も料金は変わりありません。●最初から「動画配信」のみの応募もできます。●「動画配信」は、セミナー終了後、約3営業日後に配信を開始します。視聴期間は視聴開始から4週間です。
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講演項目
第1章 株式譲渡契約(SPA)の典型条項の解説(おさらい)
(1)クロージング前提条件
(2)売主の表明保証条項
(3)誓約事項(コベナンツ)
(4)損害賠償に関する条項
(5)解除条項
第2章 【実践編①】株式譲渡契約(SPA)の一例を題材に、いくつかの想定事例について考えてみる(※):
(1)契約締結後クロージング前の重大な事象の発生
(2)クロージング前における売主の表明保証違反
(3)クロージング後における売主の表明保証違反
(4)売主の損害賠償の範囲が争いとなる事例
(5)買主の解除権の発生が問題となる事例
第3章 【実践編②】株式譲渡契約(SPA)の一例を題材に、特定の条項の契約交渉の在り方を考えてみる(※):
(1)クロージング前提条件に関する交渉
(2)売主の表明保証条項に関する交渉
(3)コベナンツ条項に関する交渉
(4)損害賠償条項に関する交渉
(5)解除条項に関する交渉
※第2章及び第3章の具体的内容は、現時点では未定です(受講者の方のイメージアップのために記載しているものです。)。
講師紹介
大槻 由昭 (おおつき よしあき) 氏
2004年東京大学法学部卒。2004年弁護士登録(57期)。西村あさひ法律事務所に勤務(2004年~2022年)、2022年4月に当事務所に移籍。資源エネルギー分野を始め、国際ビジネスにおいて多くの案件を取り扱っている。
近時の著書 『M&A法大全』(商事法務、2019年、共著)『エネルギー産業の法・政策・実務』(弘文堂、2019年、共著)、『エネルギー法実務要説』(商事法務、2018年、共著)など。