第 5294 回
営業秘密侵害に関する刑事実務対応
-営業秘密の漏洩予防策から刑事告訴の実務まで-
LIVE配信動画配信
2024年2月2日(金) 13:30~16:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
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当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。
講師
講演趣旨
営業秘密関連のセミナーは昨今多いが、刑事告訴の実務まで踏み込んだものは少ない。営業秘密の漏洩を刑事告訴しようとすると、民事では考えられないほどの様々なハードルがあり、いざ刑事告訴したときに不成功に終わる可能性が高まる。
民事で勝てるだけでなく、刑事事件としても立件してもらい、処罰まで実現するためには、コツが必要である。
本講演では、経済犯事案の刑事事件を検事として経験してきた今泉弁護士と、人事労務・民事訴訟のスペシャリストである宇賀神弁護士の二人が、営業秘密の漏洩予防策からを刑事告訴の実務までを解説する。
補足案内
●企業内弁護士を除き、本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。●本セミナーではZoomを使います。応募されますと、「LIVE配信」および「動画配信」の両方が利用できます。●応募後に「LIVE配信」への参加が不都合となった場合は、キャンセルではなく「動画配信」のみのご利用となります。その場合も料金は変わりありません。●最初から「動画配信」のみへの応募もできます。●「動画配信」は、セミナー終了後、3営業日ほどで配信開始します。視聴期間は視聴開始から4週間です。●本セミナーに会場受講はありません。●本講演では、ご厚意により講師の先生が講演料を辞退されましたので、その分受講料を引き下げお客様に還元しました。
講演項目
第1部「営業秘密」漏洩のリスク
・「営業秘密」とは?
・「営業秘密」漏洩のリスクとは?
・「営業秘密」を守る方策とは?
第2部「営業秘密」漏洩対応―刑事告訴
・刑事告訴の実情
・刑事告訴の流れ
・刑事告訴のコツ
第3部「営業秘密」漏洩対応-民事差止・損害賠償
・初動対応―警告書
・仮処分命令申立て
・本案訴訟
・企業秘密を守るその他のツールー秘密保持義務、競業避止義務
第4部「営業秘密」漏洩防止対応
・機密情報の洗い出し
・「営業秘密」の管理体制の整備
・定期的研修
・誓約書等の作成
・漏洩情報の追跡
講師紹介
今泉 憲人 (いまいずみ かずひと) 氏
2012年中央大学法科大学院卒業。2013年検事任官。2021年弁護士登録。主な取扱分野は、コンプライアンス・危機管理分野(企業不祥事対応、不正調査、従業員不正等、企業刑事弁護、各種当局対応)、争訟・紛争解決。約8年間の検察庁勤務(法務省検事在外研究員としてのフランス国立司法学院への在外研究、大阪地検特捜部及び横浜地検特刑部検事としての独自捜査事件の経験を含む。)を経て弁護士として稼働。
論文等 「営業秘密侵害に関する刑事実務対応」(月刊監査役 2023年10月25日)、「改正公益通報者保護法の現場実務―施行から1年で見えてきた課題と対応策―」(資料版商事法務 2023年6月25日 共著)など多数。
宇賀神 崇 (うがじん たかし) 氏
幅広い人事労務案件に従事。このほか、中国・香港法務、国際紛争、各種訴訟業務等幅広い企業法務に従事。2010年東京大学法学部卒業、2012年東京大学法科大学院修了、2013年弁護士登録、2016年中国対外経済貿易大学高級ビジネス中国語課程修了、2019年米国ジョージタウン大学LLM修了、2019年香港の法律事務所Gall Solicitors執務、2020年ニューヨーク州弁護士登録、2023年東京簡易裁判所民事調停官(非常勤裁判官)。
著書 『労働事件ハンドブック改訂版』『フリーランスハンドブック』(いずれも労働開発研究会、共著)、『働き方改革時代の規程集』(労務行政、共著)