第 5272 回
【再募集企画】
コンプライアンスを企業カルチャーにまで落とし込むための具体策
LIVE配信動画配信
2023年12月11日(月) 13:30~16:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
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当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。
講師
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中山 達樹 氏
中山国際法律事務所 代表弁護士
インテグリティ・エバンジェリスト 経営倫理士
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講演趣旨
パーパス(企業の存在意義)が問い直される中で、企業文化(カルチャー)の重要性も高まっている。しかし、企業文化(カルチャー)の中に、いいコンプライアンスが根付いている企業はとても少ない。
コンプライアンスをいくら提唱しても、ミス発生後の「モグラ叩き」的に、事後的な「コンプライアンス対策」に追われている企業が多い。あるべきコンプライアンスは、もぐら叩き的な弥縫策ではなく、カルチャーに組み込まれた「仕組み化」である。
そこで本講演では、コンプライアンス・インテグリティ研究の第一人者でもある国際弁護士が、「よいコンプライアンスをどうやってカルチャーに根付かせるか」につき、豊富な実績を基に、具体的で実践的なアドバイスを提供する。
補足案内
●本セミナーではZoomを使います。「LIVE配信」に応募されますと、「動画配信」も利用できます。●応募後のキャンセルはご遠慮ください。開催当日の「LIVE配信」への参加が不都合となった場合は「動画配信」のみのご利用となります。その場合も料金は変わりありません。●最初から「動画配信」のみの応募もできます。●「動画配信」は、セミナー終了後、約3営業日後に配信を開始します。視聴期間は視聴開始から4週間です。
講演項目
1 コンプライアンスの病理
(1) 「コンプライアンスの病理」とは?-「武闘派」と「宦官」の闘い
(2) 「効率化の病」とは? -コロナ・テレワークの「効率化の振り子」
(3) 「コンプラ疲れ」のロジック -お花畑のコンプライアンス
(4) ムシ型(個人)とカビ型(組織)の区別 -属人的思考の功罪
2 自分ごと
(1) どうやってコンプライアンスに「自分ごと」の「やりがい」を?
(2) 3つのアプローチ ―当事者意識、エンゲージメント、インテグリティ
(3) コンプライアンス戦略と価値共有(インテグリティ)戦略 -米国ガイドライン
3 カルチャー
(1) 風土と文化(カルチャー)の違い -カルチャーは戦略的に創るもの
(2) カルチャー化=仕組み化、暗黙知→形式知→集合知サイクル
(3) 点→線→面→立体化の成長理論
(4) 帰納的アプローチがイノベーションを生む ―collecting the dots
4 コンプライアンスのカルチャー浸透の具体的工夫
(1) ピアラーニング(Peer Learning)の重要性 -アタマとココロ
(2) ワークショップ(ダイアログ)、コーチングのコツ
(3) Z世代とのコミュニケーション、心理的安全性との関係
(4) 成功事例・失敗事例の紹介
講師紹介
中山 達樹 (なかやま たつき) 氏
1998年東京大学法学部卒業。2010年シンガポール国立大学ロースクール(アジア法専攻)修了。2010~2011年シンガポールのDrew & Napier法律事務所勤務。2015年8月中山国際法律事務所開設。2013年中小機構国際化支援アドバイザー。2016年公認不正検査士。2022年経営倫理士。『グローバル・ガバナンス・コンプライアンス』『インテグリティ -コンプライアンスを超える組織論』(中央経済社)をはじめとする著書論文、また講演実績多数。