第 3513 回

AI活用により想定される知的財産権等に関する新たな法的問題点

会場受講
2018年1月25日(木) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

福岡 真之介
西村あさひ法律事務所 パートナー弁護士
仁木 覚志
西村あさひ法律事務所 弁護士

講演趣旨

 AIはすでに我々の社会に入り込んでいます。そして今後、その開発・利用がますます進み、ビジネスや生活をより便利にしていくと期待されています。しかしAIは、従来のコンピュータ・プログラムとは異なる新たな特徴を持っています。ですから、AIの開発や利用時に自社の知的財産権が保護されなかったり、逆に第三者から知的財産侵害だと訴えられるリスクが高まる恐れがあります。そのため、システム面だけでなく法的にも十分な対応が必要です。
 本セミナーでは、AI活用の法務に精通した二人の講師により、AI活用により想定される知的財産権等に関する新たな法的問題点、その対応方法、更には契約実務等について解説します。
●本セミナーご参加者には、6枚で1回無料受講できるポイントカードをお1人につき1枚謹呈いたします。

補足案内

講演項目

1.AIについての知財戦略
(1)AIについての知財戦略
(2)データについての知財戦略
2.AIと知的財産権
(1)AI自身の知的財産
(2)学習済みモデルの取扱い方法
(3)学習用データの取扱い方法
(4)AIが生成する成果物の知的財産権
(5)AIによる第三者知的財産の侵害
3.AIの開発にあたっての留意点と契約実務
(1)AIのソフトウェア開発
(2)AIのソフトウェアライセンス
(3)OSSの利用についての留意点
4.質疑応答/名刺交換

講師紹介

福岡 真之介 (ふくおか しんのすけ) 氏
 1996年東京大学法学部卒業、97年司法修習修了(50期)、98年~2001年 中島経営法律事務所勤務、01年~現在 西村あさひ法律事務所勤務、06年デューク大学ロースクール卒業(LL.M.)、06年~07年シュルティ・ロス・アンド・ゼイベル法律事務所勤務(出向)、07年~08年ブレーク・ドーソン法律事務所勤務(出向)、14年~15年大阪大学大学院高等司法研究科招へい教授。
<著書>
『IoT・AIの法律と戦略』(2016年4月)、『知的財産法概説<第5版>』(2013年7月)など多数

仁木 覚志 (にき さとし) 氏
 1994年大阪大学工学部卒業、94年~2001年まで(株)IHIにおいて航空機エンジンの開発に従事、06年司法修習終了(59期)、06年~14年4月パナソニック(株)の知的財産権部門に勤務、14年5月西村あさひ法律事務所勤務、現在に至る。