第 5448 回
蓄電池プロジェクトに関する法務
~ビジネスモデル・プロジェクトファイナンス組成上の課題~
LIVE配信動画配信
2024年10月4日(金) 13:30~15:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
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電話 03-3639-8858
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当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。
講師
講演趣旨
太陽光などの変動再エネ電源が急増して出力抑制も頻発する中、再エネ電気の更なる活用及び調整力の確保の観点から、蓄電池プロジェクトへの注目が高まっています。特に昨年から開始した長期脱炭素電源オークションの対象となったことで、蓄電池プロジェクトの開発が急速に広まりつつあります。
本セミナーでは、蓄電池プロジェクトに関する法制度を解説するほか、蓄電池プロジェクトのビジネスモデル、長期脱炭素電源オークションの活用可能性、プロジェクトファイナンス組成に関する課題など、蓄電池プロジェクトに関する法務の基本的な事項から実務上のポイントまで、これから蓄電池プロジェクトへの参入を検討される方にもわかりやすく解説します。
補足案内
●企業内弁護士を除き、本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。●本セミナーではZoomを使います。応募されますと、「LIVE配信」および「動画配信」の両方が利用できます。●応募後に「LIVE配信」への参加が不都合となった場合は、キャンセルではなく「動画配信」のみのご利用となります。その場合も料金は変わりありません。●最初から「動画配信」のみへの応募もできます。●「動画配信」は、セミナー終了後、3営業日ほどで配信開始します。視聴期間は視聴開始から4週間です。
講演項目
1.蓄電池プロジェクトの概要
2.蓄電池プロジェクトに関連する法制度
(1)系統用蓄電池
① 電気事業法上の位置づけ
② 託送料金の特別措置
③ 発電側課金
(2)再エネ併設型蓄電池
① 過積載太陽光発電所への蓄電池の事後設置
② 再エネ併設型蓄電池への系統電気の充電
3.蓄電池プロジェクトのビジネスモデル
(1)卸電力市場・容量市場・需給調整市場
(2)長期脱炭素電源オークション
(3)トーリングスキーム
4.プロジェクトファイナンス組成に関する課題
5.関連質疑応答
講師紹介
小林 努 (こばやし つとむ) 氏
東京大学法学部卒業。ペンシルバニア大学ロースクール修了。内閣府PFI推進委員会専門委員(2020年~2022年)。日本風力発電協会 洋上風力金融検討タスクフォース メンバー(2019年~2024年)。再生可能エネルギー発電、火力IPP等のエネルギー事業、PFI・PPP等のインフラ事業に関する開発、運営、プロジェクトファイナンス等の案件に多数関与。
弁護士になる以前は、株式会社東京三菱銀行(現、株式会社三菱UFJ銀行)にて勤務。また、株式会社三井住友銀行の英国現地法人に出向して欧州のプロジェクトファイナンス案件に関与した他、株式会社新生銀行(現、株式会社SBI新生銀行)に出向して銀行法務全般に従事した経験を有する。Chambers等の国際的な弁護士評価誌での受賞歴多数。
著作 「FUKUSHIMA GETS A GAS-FIRED SOLUTION」(共著、『PFI Yearbook 2018』Thomson Reuters)他
エネルギー、インフラ分野のプロジェクトの開発及びファイナンスに関する講演多数。