第 5505 回
船舶ファイナンスの実務
-基礎から実践に至るまで、わかりやすく解説しますー
LIVE配信動画配信
2025年1月22日(水) 13:30~16:30
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※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
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当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。
講師
講演趣旨
船舶ファイナンス取引は、伝統的なアセット・ファイナンス取引の一つですが、取引ストラクチャーが複雑であったり、パナマやリベリア、シンガポールをはじめとする海外の法律事務所との連携が必要となる案件も多いです。そのうえ、実務上、船舶特有の留意事項もあり、それらに留意する必要もあります。
さらに世界的な経済情勢の影響を受けて船価や傭船料が大きく変動する可能性があります。なかにはプロジェクト関係者の経済的な破綻等によりリストラクチャリングが必要となる案件がでてくる可能性も否定できません。
本セミナーでは、まず船舶ファイナンス取引の基本的な事項について、典型的なストラクチャーをもとに説明します。次に、各契約及び担保設定に関して、レンダーや投資家の立場から留意・検討するべきリスク要因を指摘しつつ、対応方法についても基礎からわかりやすく解説します。
補足案内
●企業内弁護士を除き、本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。●本セミナーではZoomを使います。「LIVE配信」に応募されますと、「動画配信」も利用できます。●応募後のキャンセルはご遠慮ください。開催当日の「LIVE配信」への参加が不都合となった場合は「動画配信」のみのご利用となります。その場合も料金は変わりありません。●最初から「動画配信」のみの応募もできます。●「動画配信」は、セミナー終了後、約3営業日後に配信を開始します。視聴期間は視聴開始から4週間です。
講演項目
1.船舶ファイナンスの概要
(1)船舶ファイナンスの必要性と特徴
(2)船舶ファイナンスにおけるリスク
(3)典型的なストラクチャー
2.船舶ファイナンス
(1)新造船に対するファイナンスと中古船に対するファイナンス
(2)船舶売買契約
(3)金銭消費貸借契約
(a)取引条件とリスク対応
(b)シンジケートローンにおける留意点
(4)船舶抵当権設定契約
(a)船籍による違い
(b)Quiet Enjoyment letter
(5)傭船料譲渡担保契約
(a)裸傭船契約
(b)定期傭船契約
(6)保険金譲渡担保契約/保険金質権設定契約
(a)保険の種類
(b)対抗要件
(7)社員持分/株式質権設定契約
(8)その他
3.竣工前の船舶に対するファイナンス
(1)ファイナンスの必要性
(2)発注者に融資する貸付人に提供される担保
(3)Refund guaranteeなど
4.質疑応答
講師紹介
水田 直希 (みずた なおき) 氏
司法修習後、2011年~2019年に裁判官として各種訴訟などを経験。退官後、大手信託銀行の法務部にて国内外の金融規制対応・金融取引に関連する法律問題全般を担当(2019年~2021年)。
2022年~PwC弁護士法人にて、船舶ファイナンスや不動産ファイナンスを含む各種金融取引のほか、再生可能エネルギー関連取引、民事信託を活用した事業承継案件等の経験を有する。
書籍:「各種法人の法務・税務・事業承継(中央経済社、2023)」