第 5580 回

元検事が解説する-企業法務と危機管理から見た企業におけるオンラインカジノのリスクと対策

-リスクを知り、事前に予防し、迅速に対応するために-

LIVE配信動画配信
2025年6月4日(水) 13:30~16:30
※本セミナーに会場受講はありません。応募は「LIVE配信」または「動画配信」のどちらかでお願いします※
地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

佐藤 浩由
森・濱田松本法律事務所 外国法共同事業
弁護士

講演趣旨

 昨今、オンラインカジノの問題が注目を集めていますが、一般企業も無関係ではありません。
 芸能人やスポーツ選手など著名人の摘発が報道されていますが、政府当局の取締り強化により検挙数が増加し、一般企業の役職員が検挙される事案も多数生じており、検挙された個人が所属する企業等のほか、広告等の契約関係にある企業も対応を迫られるなど、企業の危機管理・コンプライアンスの観点から、オンラインカジノへの対応が必要となる可能性は高まっています。
 本セミナーでは、自ら取扱い経験も有する元検事が、オンラインカジノの違法性や実情等の基礎的な事項をはじめ、企業法務におけるリスクと予防策、巻き込まれた場合の対応について、捜査実務の裏側も踏まえ、わかりやすく解説します。

補足案内

●企業内弁護士を除き本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。
●本セミナーはZoomで行います。●「LIVE配信」に応募されますと、「動画配信」も利用できます。●応募後のキャンセルはご遠慮ください。開催当日の「LIVE配信」への参加が不都合となった場合は「動画配信」のみのご利用となります。その場合も料金は変わりありません。●最初から「動画配信」のみの応募もできます。●「動画配信」は、セミナー終了後、約3営業日後に配信を開始します。視聴期間は視聴開始から4週間です。

講演項目

1.オンラインカジノとは
 (1)オンラインカジノの仕組み、特徴
2.オンラインカジノに関する法律上の問題-オンラインカジノの違法性-
 (1)オンラインカジノの違法性
 (2)検挙された場合の刑事手続の概要
 (3)オンラインカジノに係る事案の刑事処分の動向
3.企業法務におけるオンラインカジノに関するリスク
 (1)一般人賭客の検挙増加に伴う一般企業役職員の検挙の可能性
 (2)資金の入手や依存症を原因とした役職員の金銭的不祥事
 (3)広告、決済・金融等への関与と刑事責任
4.オンラインカジノに関するリスクに対する予防策
 詳細はセミナーで
5.オンラインカジノ関連事件に巻き込まれた場合の対応-危機管理-
 詳細はセミナーで
6.今後の見通し
 詳細はセミナーで

講師紹介

佐藤 浩由(さとう・ひろゆき)氏
 2008年早稲田大学法学部卒業、2009年検事(~2023年)、2013年デューク大学ロースクール修了、2014年ニューヨーク大学ロースクール修了、2019年外務省領事局付兼監察査察室検事(~2021年)。
 役職員等の不正行為に対する調査や企業関連の刑事事件対応等の危機管理全般を取扱う。
 外務省出向時には、行政不服審査手続・訴訟、情報公開・個人情報開示請求等の各種行政手続のほか、内部通報や在外公館に対する監査等を担当し、行政手続、訴訟、コンプライアンスについても知識と経験を有する。
 横領や背任、贈賄等の企業関連の刑法犯のほか、医療事故等の医事法や廃棄物処理法等の環境法、外国公務員贈賄及び営業秘密に係る不正競争防止法等の特別法犯の取扱い歴も多数。
 英語案件や刑事弁護にも幅広く対応。