大島 さくら子 氏 株式会社オフィス・ビー・アイ　代表取締役 ビジネス英語実務のベテラン指導カウンセラー

　今日、ビジネスのグローバル化が一層進み、英文e-mailで取引のやり取りする機会もますます増えています。そのように英文e-mailの重要性が高まっているにもかかわらず、「英文e-mailの返信を書くのがおっくう」、「ほんの数行書くのに何時間もかかってしまった」、「書いたはいいけど、きちんと通じるのかどうか不安だ」など、さまざまな悩みを抱え困っているビジネスパーソンが多いようです。しかし、通常使う英文e-mailの文には、ビジネスシーンに応じて定型表現があり、そのポイントを理解すれば、意外に便利に使いまわせるのです。
　本講座では、多くの企業、団体等で、ビジネス英語実務の指導カウンセラーを務めているベテラン講師が、英文e-mailの定型表現を、丸暗記ではなく文法も含めながらしっかりご指導します。本講座受講で、あなたも英文e-mail作成の達人を目指しましょう。

１．これだけは知っておきたい！英文ビジネスe-mailのマナー

1）簡潔で失礼のない文章を短時間で書く
2）返信は迅速に、ただし即答は求めない
3）パーソナライズするコツ、など

２．件名―本文―署名までの一連の流れと注意すべきポイント

1）「件名」のつけ方の基本
2) 「本文」の書き方の基本
①敬辞表現
②最後まで読んでもらえる本文の書き出し
③よく使う結びの文章
④結辞表現
3）「署名欄」の書き方

３．ビジネスでよく使われる略語とは

大島 さくら子 (おおしま さくらこ) 氏

　慶應義塾大学（法学部）卒、Temple University Japan（教養学部）卒、学習院女子短期大学（家庭生活科）卒、Oxford大学留学（1993－1994）。(株)サンリオ人事部勤務を経て、現在、多くの企業、団体で、ビジネス英語実務の指導カウンセラーを務める。英検1級、TOEICR990点満点。

＜著書＞

　『会社でよく使う ミーティングのひと言英語フレーズ』　（KADOKAWA）、『ビジネス英語4週間集中プログラム』 （ダイヤモンド社）、『日本人に共通するビジネス英語のミス』 （ジャパン・タイムズ‐2012）、『絶対に使える英文eメール作成術』 （角川SSC新書）、『実践ビジネス英会話』 (ベレ出版)など多数。