第 3653 回

英語での交渉に負けないためのノウハウ
~事例を多用して実践的に伝授します~

会場受講
2018年7月6日(金) 13:30~16:00
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

中山 達樹
中山国際法律事務所 代表弁護士
公認不正検査士 海外事業コンサルタント

講演趣旨

 経済の国際化が進展する中、日本語での交渉は何とかなっても、英語での交渉はどうにも苦手…という方が多いと思います。英語での交渉に英語力は欠かせませんが、英語での交渉を成功させるためには、単に語学の問題が克服できればいいというわけではありません。国際交渉の場では、それぞれの文化的背景から来た守るべき「プロトコル」「ルール」がありますので、それらを熟知し、困難を乗り越える「コツ」を得ておけば、グンと交渉が有利になります。
 そこで本講演では、海外での英語による交渉・取引経験が豊富で、数々の修羅場をくぐってきた百戦錬磨の国際弁護士が、英語塾での長期に亘る講師経験や国際ビジネス10数年の現場での生々しい体験をもとに、英語での交渉に負けないためのポイントをわかりやすく実践的に伝授します。

補足案内

講演項目

1 国際ビジネスのルール・プロトコル
(1)笑顔や握手の意味/「6✕6✕36の法則」とは?
(2)自己紹介/スピーチ/ユーモアを利かせるコツ
2 英語での交渉のポイント
(1)英語を喋るときの心構え -英語を軽蔑することから
(2)英語の発音・発声法の日本語との違い -日頃の勉強方法は?
(3)是非とも覚えたいお勧めフレーズ -日本人の悪い癖を認識して
(4)会議を支配する方法/結論から答えるコツ -日頃の訓練方法
3 各国の交渉・英語の特徴(特にアジア圏)
(1)まず友人になる/交渉開始前にすべきことは…
(2)ICT時代に大事になるFace to faceの交歓
4 伝わりやすい英語・契約文書の書き方
(1)逐語訳/一対一対応の英語を卒業する
(2)契約の鉄則は? 典型契約で抑えるべきポイントは?

講師紹介

中山 達樹 (なかやま たつき) 氏
 1998年東京大学法学部卒業。2007年三宅・山崎法律事務所入所。2010年シンガポール国立大学ロースクール(アジア法専攻)修了。2010~2011年にはシンガポールのDrew & Napier法律事務所に勤務。2015年8月中山国際法律事務所開設、同事務所代表弁護士。2013年中小機構国際化支援アドバイザー。2016年公認不正検査士。『アジア労働法の実務 Q&A』をはじめ海外進出(主として新興国)に関する著書論文、また講演実績多数。