第 3659 回

グリーンボンド、グリーンファイナンスの最新動向と
今後の課題を基本の基本から学ぶ
-ビジネスと地球環境への貢献をいかに両立させるか-

会場受講
2018年7月17日(火) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

島 義夫
玉川大学 経営学部 教授 博士(経営学)
環境省グリーンボンドに関する検討委員会委員などを歴任

講演趣旨

 温室効果ガス削減を目指すパリ協定の発効と国際的な資産運用界におけるESG意識の強化などの動きを背景に、グリーン投資とその資金調達手段のグリーンボンド、グリーンファイナンスへの関心が高まっている。にもかかわらず、日本国内には「環境はきれいごと」という旧態依然たる考えも一部残っていて、グリーン活動を迷惑顔で受け止める企業もあるようだ。しかし、ESGへの取り組みは企業価値にプラスになっている。グリーン活動を新たなビジネスチャンスと考える時代が来たと言えよう。
 本講演では、グリーンファイナンスを中心にそれに関係する様々な動きと論点について基本の基本をまとめ今後の流れを展望する。

補足案内

講演項目

1、世界的な環境活動の高まりと日本版グリーンボンドガイドライン2017年版
(1)国際的Green Bond Principlesの成立と背景
(2)日本版ガイドラインの成立と特徴
(3)最近の国内関連のグリーンボンド発行事例
2、環境省グリーンボンド発行モデル創出事業など最近の動き
(1)モデル事業の紹介
(2)ガイドライン適合性の考え方
(3)グリーンボンド発行支援策の展開
3、国際的なESG投資増加と企業経営に迫られる環境配慮
(1)インデックス運用の増大とESG投資増加
(2)企業に迫られる環境配慮と強化される環境規制
4、グリーン投資・グリーンファイナンスと企業活動、地域経済振興
(1)新たなビジネスチャンスとしてのグリーン活動
(2)グリーン活動の多様化、CSRやSocial Impact、PFIなどとの関係
(3)今後の課題

講師紹介

島 義夫 (しま よしお) 氏
 玉川大経営学部教授 博士(経営学)。環境省グリーンボンドに関する検討委員会委員、同グリーンボンド発行モデル創出事業に係る審査委員会委員などを歴任。専門はファイナンス、クレジット市場、金融リテラシー教育。 東大法卒。ニューヨーク大MBA。ゴールドマンサックス投資調査部を経てモルガンスタンレーで日本初のクレジット・アナリスト。ドイツ証券マネージングディレクターを経て立命館大大学院教授、2009年より現職。
<著書・論文>
 『日本のクレジット市場』2006年、『ダマされずに儲ける個人投資』2013年、「大学生の金融リテラシー改善と金融への関わり動機」2017年7月『証券経済学会年報』など。