第 3692 回

社外取締役・社外監査役に期待される役割と責務
~指名・報酬委員会、監査役会・監査等委員会・監査委員会の意義・運営上の工夫を中心に~

会場受講
2018年8月24日(金) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

松山 遙
日比谷パーク法律事務所
パートナー 弁護士

講演趣旨

 コーポレートガバナンス・コードの適用・改訂を受けて、社外取締役の活用や指名・報酬委員会の活性化、サクセッション・プランの深化などが求められています。しかし、指名・報酬委員会をどのように運営するべきか、その中で社外取締役に何を議論してもらうべきかについては、各社とも試行錯誤の最中というのが実情です。
 本セミナーでは、会社法及びコーポレートガバナンス・コードが社外取締役・社外監査役に期待している役割及び責務を解説した上、それをふまえて、社外役員が参加する諮問委員会等の運営方法について、各社の取組みや工夫をご紹介しつつ検討していきます。

補足案内

講演項目

1 社外取締役・社外監査役に期待される役割
(1) 社外取締役に期待される役割
(2) 社外監査役(監査等委員・監査委員)に期待される役割
2 取締役会の果たすべき機能
(1) 決議事項の範囲と留意点
(2) 報告事項の範囲と留意点
3 指名・報酬委員会の審議事項と運営上の留意点
(1) 指名・報酬委員会の審議事項
(2) 指名・報酬委員会の運営上の留意点
4 監査役会・監査等委員会・監査委員会の審議事項と運営上の留意点
(1) 監査役会等の審議事項
(2) 監査役会等の運営上の留意点

講師紹介

松山 遙 (まつやま はるか) 氏
 専門分野は、会社法(株主総会・取締役会運営、合併・企業買収、買収防衛、株主代表訴訟、決議取消訴訟、その他会社法に基づく訴訟・仮処分等)、金融商品取引法(役員等責任追及訴訟、インサイダー取引規制等)、著作権法等(出版・音楽等に係る著作権の管理、著作権侵害に関する訴訟・仮処分等)など。1993年東京大学卒業、1995年東京地裁判事補任官。2000年弁護士登録、第二東京弁護士会所属。2013年~ (株)T&Dホールディングス 社外取締役、2014年~ 三井物産(株)社外監査役、2014年~ (株)三菱UFJフィナンシャル・グループ 社外取締役、2015年~ (株)バイテックホールディングス 社外取締役(2012年~2015年 社外監査役)などを歴任。