第 3781 回

ベンチャー・スタートアップ投資の
デュー・ディリジェンス、投資契約、株主間契約

会場受講
2018年10月15日(月) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

龍野 滋幹
アンダーソン・毛利・友常法律事務所 パートナー弁護士

講演趣旨

 ベンチャー企業、スタートアップ企業は、インターネット・モバイル分野をはじめとして、ヘルスケアや、FinTech、IoT、VR(バーチャル・リアリティ)、AI、ロボットの技術系ベンチャーなど、多くのビジネス領域において目覚ましい革新をもたらしています。これらベンチャー企業、スタートアップ企業への投資は、ファンドなどに加え、事業会社がCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)などを通じて投資しつつ事業提携等を同時に行うケースも目立って増えてきています。
 本セミナーでは、多くのベンチャー投資案件を投資側・ベンチャー側の双方で取り扱っている講師が、ベンチャー投資の実務において理解しておくべきポイントに焦点を当てて解説します。なお、本セミナーはご同業の受講を遠慮いただく場合があります。

補足案内

講演項目

I. 近年のベンチャー・スタートアップ投資の特徴
II. ベンチャー・スタートアップ投資の方法
(1)ベンチャー・スタートアップ投資のタイプ
(2)ベンチャー・スタートアップ投資の方法
III. ベンチャー・スタートアップ投資の効率的デュー・ディリジェンス
(1)デュー・ディリジェンスの視点
(2)ベンチャー・スタートアップ投資特有の気をつけるべきDDポイント
IV. ベンチャー・スタートアップ投資にかかる契約の重要ポイント
(1)投資契約・株主間契約の全体像
(2)投資契約・株主間契約のポイント
(3)投資契約・株主間契約において、特に留意すべき条項

講師紹介

龍野 滋幹 (たつの しげき) 氏
 2000年東京大学法学部卒業。2002年弁護士登録(第二東京弁護士会)、アンダーソン・毛利・友常法律事務所入所。2007年米国ニューヨーク大学ロースクール卒業(LL.M.)。2008年ニューヨーク州弁護士登録、2007年から2008年にかけてフランス・パリのHerbert Smith法律事務所にて執務。2014年11月から東京大学大学院薬学系研究科・薬学部「ヒトを対象とする研究倫理審査委員会」審査委員。M&A、ジョイント・ベンチャー、ファンド組成・投資や会社法及び知的財産権取引その他の企業法務全般を取扱い、VCファンドやベンチャーの顧問を務めるなど、多くのベンチャー投資案件を投資側・ベンチャー側の双方で取り扱っている。
 「事業承継M&Aの重要ポイント」、「事業会社のCVC組成と投資に係わる法務面のポイント整理-各種法規制から、有力投資先選定のノウハウやパラレル投資手法まで-」、「カーブアウト型M&Aの法的実務」、「クロスボーダーM&Aの法務」、「ライフサイエンス業界に特有の法的留意点」、「ポストM&Aにおいて買収会社の運営を成功させるために~M&A契約における対応からグループ会社管理のポイントまで~」、「企業コンプライアンス(不祥事問題)への適切な対処方法」、「ジョイント・ベンチャー契約の理解と応用~アジア諸国等新興国への進出に際してのジョイント・ベンチャーの利用を見据えて~」、「新ファンド規制を踏まえた投資事業有限責任組合の組成の実務と法務」など講演も多数。