第 3849 回

買収ファイナンスの法務
~案件の多様化と近時の傾向、第2版発行を記念して~

会場受講
2019年2月21日(木) 9:30~11:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

鈴木 健太郎
柴田・鈴木・中田法律事務所
パートナー 弁護士

講演趣旨

 日本ではPEファンドによるM&A(事業承継を含む)が再び注目を集めている。ただ、買収先(対象会社)の多様化に伴い買収ファイナンスも多様化しており、非大型案件に特有の留意点も存在するので、買収ファイナンスに係わる関係者には十分な知識習得が必要となる。
 本セミナーでは、『買収ファイナンスの法務』(第2版)の共著者であり、買収ファイナンスを中心とした各種ファイナンスの法的アドバイスの経験も豊富な講師が、買収ファイナンスに係わる皆様のために、多様化する買収ファイナンスについて分かりやすく解説する。

補足案内

講演項目

1.買収ファイナンスの概要
(1) 利用場面
(2) 登場する関係者
(3) 案件の流れ
2.買収ファイナンスの仕組み・契約の概要
(1) ファイナンスのストラクチャー
(2) コミットメントレター・タームシート
(3) 融資契約
(4) 担保契約
(5) 買収関連契約
3.多様化への対応と留意点
(1) 関係者の多様化
(2) 案件の多様化
(3) ストラクチャーの多様化

講師紹介

鈴木 健太郎 (すずき けんたろう) 氏
 2000年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。2001年弁護士登録(第一東京弁護士会所属)。2006年New York University School of Law卒業(LLM)。2006年~2007年Debevoise & Plimpton LLP(New York)、2007年~2008年経済産業省経済産業政策局産業組織課。長島・大野・常松法律事務所を経て、2014年2月、同事務所の同僚とともに柴田・鈴木・中田法律事務所を開設。買収ファイナンスを中心とした各種ファイナンス・バンキング取引の他、M&A、コーポレートガバナンス関連業務、ベンチャー・スタートアップへの各種助言を行う。MBO・支配株主との取引における第三者委員会の委員や上場会社等の監査役等も務める。
<著書>
 『買収ファイナンスの法務』第2版 (共著 2018/11/20 中央経済社)など