第 3851 回
金商業者が理解しておくべき検査対応の基本・応用
−オンサイト・モニタリング(臨店検査)重視のSESC基本方針を踏まえて−
会場受講
2019年2月22日(金) 9:30~11:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
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当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。
講師
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矢田 悠 氏
ひふみ総合法律事務所 パートナー 弁護士
元証券取引等監視委員会 証券検査課 専門検査官
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講演趣旨
証券取引等監視委員会(SESC)は、平成30事務年度 証券モニタリング基本方針において、「今事務年度においては、積極的にオンサイト・モニタリングを実施し、深度ある検証を行う。」と明記し、オンサイト・モニタリング(会社に来訪して行う検査)を重視する方針を明らかにしました。検査対応について、金商業者や特例業務届出者が押さえておくべきポイントは共通していますが、いざ検査が始まると連日の検査対応に追われ、そのポイントを落ち着いて確認する時間はありません。
そこで、本講演では、SESCで多くの証券検査に従事し、現在も金商業者の外部監査業務等に携わる講師が、検査に備えて予め押さえておくべき知識を2時間で効率よく解説します。
受講対象者としては、検査対応に不慣れな第二種金融商品取引業者、投資助言・代理業者、適格機関投資家等特例業務届出者を念頭に置いていますが、証券会社や投資運用業者ではじめて検査に対応する担当者にも役立つ内容とします。
補足案内
講演項目
1 証券検査の基本的な流れ
2 証券検査FAQ
3 検査に不服がある場合の対応方法
(ア)検査期間中―どう意見を伝えるのが適切か
(イ)検査終了後―最後の砦としての意見申出制度
4 今事務年度の証券検査の留意点
(ア)近時の行政処分事例を踏まえて
(イ)貸付型ファンドに関する情報提供に関する建議を踏まえて
講師紹介
矢田 悠 (やだ ゆう) 氏
2007年〜2018年 森・濱田松本法律事務所。2018年 金融規制対応を主要業務とする、ひふみ総合法律事務所を設立。金融庁、証券取引等監視委員会に勤務し、金融関係の検査、監督、企画(立法)業務に従事した経験から、金融商品取引業者や特例業務届出者に対して、日常的なアドバイス、検査対応、コンプライアンス関連の委員就任、外部監査の受託などを通じて専門的なアドバイスを提供している。
<近著>
『第二種金融商品取引業の手引き』(商事法務、2018・共著)、「投資信託・投資法人の法務」(商事法務・2016年・共著)等