第 3872 回

英文契約書作成実務の基礎習得講座<全2回>
~売買契約からファイナンス関連契約まで~(各論編)

会場受講
2019年3月20日(水) 9:30~11:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 2 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

生田 圭
生田総合法律事務所 弁護士
英文契約書の作成業務に精通

講演趣旨

 大手だけでなく中小の日本企業も、海外のマーケットに進出しビジネスを展開する時代になりました。そのため、各企業とも海外の取引先と英文契約書を締結する機会が増えています。ところが、英文契約書には和文契約書とは異なる特性が数多くあり、しかも専門的で難解な英語で書かれています。そのために、契約が適切に行われていなく、後で思わぬ問題が発生するケースも多く見られます。
 そこで、本セミナーでは、外国企業との英文契約に係わる皆様のために、数多くの海外案件を経験し英文契約書の作成に精通する講師が、様々な英文契約書作成業務に対応できるように、実例を用いて、基礎から応用に至るまで可能な限り分かり易く解説します。
第 3871 回 2019年3月13日(水) 英文契約書作成実務の基礎習得講座<全2回>
~売買契約からファイナンス関連契約まで~(総論編)

 総論編では、まず英文契約書作成にあたり基礎として理解しておくべきその特徴、基本原理及び構造について述べ、さらに英文契約書によくみられる頻出表現について説明します。
第 3872 回 2019年3月20日(水) 英文契約書作成実務の基礎習得講座<全2回>
~売買契約からファイナンス関連契約まで~(各論編)

 各論編では、総論編の基礎知識を踏まえ、頻出条項と一般条項の注意点について述べたのち、実例を交えながら各種英文契約書について理解を深めていただきます。

補足案内

講演項目

1. 頻出条項と注意点
(1)表明保証条項(Representation and Warranty)
(2)契約解除条項(Termination)
(3)補償条項(Indemnity)
(4)損害賠償額の予定(Liquidated Damages)
(5)守秘義務条項(Confidentiality)等
2. 一般条項と注意点
(1)完全合意条項(Entire Agreement)
(2)譲渡禁止条項(Non-Assignability)
(3)不可抗力条項(Force Majeure)
(4)準拠法条項(Governing Law)
(5)裁判管轄条項(Jurisdiction)
(6)仲裁条項(Arbitration)等
3. 実例と検討
(1)売買契約書
(2)業務委託契約書
(3)ローン契約書

講師紹介

生田 圭 (いくた けい) 氏
 2005年慶應義塾大学経済学部卒業。2008年弁護士登録(第一東京弁護士会所属)。2014年University College London卒業(LLM)。2014年~2015年White & Black Limited(Oxfordshire)勤務。長島・大野・常松法律事務所を経て、2018年10月、生田総合法律事務所を開設。ベンチャー・スタートアップからスポーツクラブまで幅広い業務分野に関連する英文契約書の準備をサポート。訴訟・仲裁案件、労務問題、GDPRを中心とするEU法対応に関連する業務等にも従事している。