第 3361 回

国際協力銀行による海外の鉄道インフラファイナンス

-鉄道セクターPPPの事例を交えて-

会場受講
2017年7月21日(金) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

渡邉 拓也
株式会社 国際協力銀行 
インフラ・環境ファイナンス部門 社会インフラ部 第1ユニット
調査役

講演趣旨

 近年、新興国の経済発展や先進国における既存インフラの老朽化等を背景として、鉄道を始めとしたインフラ需要は急速に拡大しており、海外におけるインフラ事業を日本企業が受注するチャンスが広がっています。このような環境を踏まえて、日本政府は、「質の高いインフラパートナーシップ」を通じた質の高いインフラ投資を推進しており、具体策の1つとして2016年には国際協力銀行の機能強化が実現しました。
 本セミナーでは、海外の鉄道インフラビジネスにおいて活用されているPPP(Public Private Partnership)とは何か、それに加えて、国際協力銀行がどのような取組みを行っているか、実例を交えて解説します。

補足案内

講演項目

1.国際協力銀行について
(1)機能と役割
(2)輸出金融とは
(3)投資金融とは
2.国際協力銀行の鉄道セクターにおける取り組み
(1)鉄道インフラビジネスに対する支援方法
(2)国際協力銀行の機能強化
(3)過去の支援実績、最近の取り組み
3.鉄道セクターにおけるPPPについて
(1)PPPを成功させるためのポイント
(2)鉄道セクターにおけるプロジェクトの特徴
(3)ファイナンス組成に当たってのポイント

講師紹介

渡邉 拓也 (わたなべ たくや) 氏
 2009年東北大学法学部卒業、同年国際協力銀行入行。入行後、審査部、電力・水事業部等を経て2015年7月より現職。審査部では、電力(火力・再生可能エネルギー)、交通等、インフラ分野のコーポレートファイナンス案件、プロジェクトファイナンス案件の信用力審査等を担当。現在は、社会インフラ部で鉄道セクターの融資組成業務に従事。