第 3908 回

国際ビジネスのルールやプロトコルを知り、英語での交渉を成功させるための講座
-国際ビジネス交渉・取引に豊富な経験を持つ講師が分かりやすく伝授-

会場受講
2019年4月19日(金) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

中山 達樹
中山国際法律事務所 代表弁護士
公認不正検査士 海外事業コンサルタント
一般社団法人グローバルチャレンジ 代表理事

講演趣旨

 国際化が進展し外国人と交渉する機会も増えているのですが、英語でのやり取りはどうにも苦手という方が多いようです。また、英語の問題を克服できれば、交渉を成功させられるというわけでもありません。でも、各国の文化的背景から来た「プロトコル」や「ルール」を乗り越える「コツ」さえ知っていれば、国際交渉は意外と有利に展開できるものなのです。
 そこで本講演では、英語塾での長期講師経験を持ち、海外での交渉・取引経験が豊富で、数々の修羅場をくぐってきた百戦錬磨の国際弁護士が、国際ビジネス15年の現場での生々しい体験談を交えながら、英語での交渉を成功させるためのポイントをわかりやすくお伝えします。

補足案内

講演項目

1 国際ビジネスのルール・プロトコル
(1)6×6×36の法則/ハンバーガーの法則/メラビアンの法則/エトスの重要性
(2)自己紹介/スピーチ/ユーモアを利かせるコツ/英語の「型」/西洋化の証とは
(3)英語を「軽蔑」すべき? -「手段」としての英語/ブレークスルーの作り方
2「話す」
(1)英語の発声法の日本語との決定的違い
-「上唇」と「腹」を意識する!
(2)すぐに使える「超」実践的フレーズ
-約60例+200の暗唱例文
(3)会議を「支配」するテクニック
-「非言語的」情報をどう伝えるか?
(4)国際電話のコツ
-事前準備の仕方・心構え/なぜ「箇条書き」はNGなのか?
3「書く」
(1)パラフレーズの重要性/Plain Englishの書き方/形式面・ナンバリングの整え方
(2)オススメの、表現・教材・書籍・論証パターン・アプリ・ツール(ソフト)など
4 交渉術
(1)アリストテレスの弁論術/弁証法/「戦略」と「戦術」の違い/「返報性の原理」等
(2)交渉のCase Study
-自社利益を「最大化」するためには?プロフェッショナルとは?
(3)契約の鉄則は? 契約でおさえるべきポイントは?
その他、良いメールの書き方など

講師紹介

中山 達樹 (なかやま たつき) 氏
 1998年東京大学法学部卒業。2007年三宅・山崎法律事務所入所。2010年シンガポール国立大学ロースクール(アジア法専攻)修了。2010~2011年にはシンガポールのDrew & Napier法律事務所に勤務。2015年8月中山国際法律事務所開設、同事務所代表弁護士。2013年中小機構国際化支援アドバイザー。2016年公認不正検査士。『アジア労働法の実務 Q&A』をはじめ海外進出(主として新興国)に関する著書論文、また講演実績多数。