第 3912 回

アフリカにおける日本企業のSDGsビジネスチャンス
~第7回アフリカ開発会議(TICAD7)を見据えて~

会場受講
2019年4月25日(木) 9:30~11:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

山本 麻紗子
みずほ情報総研株式会社
コンサルティング事業推進部事業開発チーム コンサルタント

講演趣旨

 2015年に国連本部にて「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択され、目標として「持続可能な開発目標(SDGs)」が発表されたのを契機に、わが国でも政府や産業界がSDGsを重要目標として捉え、またビジネスチャンスとしても取り組みを加速化させている。さらに、SDGsビジネスの世界展開という観点からアフリカの新興諸国を見た場合、そこには潜在的に大きなビジネスチャンスが存在している。
 本講演では、まずアフリカの魅力やアフリカで活躍する日本企業の現状をお伝えする。次にSDGs登場の経緯や政府・企業の取り組み状況を述べる。さらにアフリカにおけるSDGsのビジネス事例などを紹介し、最後に今年8月に横浜で開催される「第7回アフリカ開発会議(TICAD7)」と日本企業の関わりについても解説する。

補足案内

講演項目

1 アフリカにおける日本企業のビジネスチャンス
・アフリカで活躍する日本企業
・アフリカビジネスの魅力
・第三国企業から日本企業へのアプローチ
2 SDGsの登場・これまでの動き
・SDGs設定の経緯
・SDGsの取組状況(企業・政府)
・日本企業の持つSDGsの課題
3 アフリカにおけるSDGsビジネスの現状
・アフリカにおいてSDGsをビジネスチャンスと
・考えるとはどういうことか
・日本企業のアフリカSDGsビジネスの事例
・海外企業のアフリカSDGsビジネスの事例
4 アフリカ開発会議(TICAD)とは?
・TICADの背景
・日本企業はTICADにどのように関わっていけるか
・TICADとアフリカSDGsビジネス

講師紹介

山本 麻紗子 (やまもと まさこ) 氏
 2007年名古屋大学法学部卒業。2009年京都大学アジア.アフリカ地域研究科博士課程前期修了。2009~2011年在ナイジェリア日本国大使館、2011~2014年JICAナイジェリア事務所に勤務し官民連携、農業分野等のODA事業に携わる。2015年アフリカ開発銀行民間セクター部に勤務し、2016年パリ政治学院公共政策学修士課程修了。2016年~みずほ情報総研株式会社にてコンサルタントとして海外(特に途上国)への日本企業の海外展開をサポート。 
<関連著述>
「SDGsを巡る日本の潮流 なぜ今SDGsなのか?日本企業に期待される役割」(みずほ情報総研レポート 前編:2018年8月14日、後編:同年10月03日)など