第 3926 回

最新・バーゼル規制の実務「応用編:バーゼルⅢの最終化」
-基礎から応用まで、ベテラン講師が分かりやすく解説します-

会場受講
2019年5月17日(金) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 2 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

岡本 修
合同会社新宿経済研究所
代表社員社長 公認会計士

講演趣旨

 今年は、2008年に発生した世界的な金融危機から10年の節目に当たります。金融危機を契機として始まったバーゼル委員会による規制改革は、17年12月に公表された「バーゼルⅢの最終化」により、一応の決着を見ました。ただ、バーゼル委員会による金融規制の見直しは、非常に広範囲に及び、その内容もかなり複雑で、金融機関が対応するには実務上の留意点も多くあります。
 そこで本講演では、今日に至るまでのバーゼル規制の経緯を振り返るとともに、金融機関が対応する際の実務上の留意点も解説します。基礎編では現行のバーゼルⅡ、バーゼルⅢの概要を説明し、応用編では最新のバーゼル規制のさまざまな論点を紹介します。
第 3925 回 2019年5月17日(金) 最新・バーゼル規制の実務「基礎編:銀行自己資本比率規制の概要」
-基礎から応用まで、ベテラン講師が分かりやすく解説します-

「基礎編:銀行自己資本比率規制の概要」
第 3926 回 2019年5月17日(金) 最新・バーゼル規制の実務「応用編:バーゼルⅢの最終化」
-基礎から応用まで、ベテラン講師が分かりやすく解説します-

「応用編:バーゼルⅢの最終化」

補足案内

講演項目

1.流れでわかる金融規制
2.基礎編の振り返り
(1)バーゼルⅡ規制の概要
(2)バーゼルⅢテキストの概要
(3)日本国内における金融規制
3.最近の規制動向
(1)バーゼルⅢの最終化
(2)IRRBB
(3)TLAC
(4)マーケット・リスク
(5)流動性規制(LCR・NSFR)
(6)レバレッジ規制
(7)デリバティブ規制
(8)ファンドへのエクイティ出資、証券化規制
4.日本の金融機関に対する影響
※ただし、最新の規制動向を織り込む都合上、一部、講演項目が変わる可能性があります。

講師紹介

岡本 修 (おかもと おさむ) 氏
 1998年慶応義塾大学商学部卒業、国家公務員採用一種試験(経済職)合格。2000年中央青山監査法人入社。2002年朝日監査法人(現・有限責任あずさ監査法人)入社。2004年公認会計士開業登録。2006年みずほ証券入社。9年間、債券営業セクションにて金融機関を中心とするソリューション営業に従事。2015年、金融商品会計と金融規制に特化したコンサルティング・ファームの合同会社新宿経済研究所を設立、現在に至る。
<著書>
 『詳解バーゼルⅢによる新国際金融規制』(共著、中央経済社、2012年)、『金融機関のための金融商品会計ハンドブック』(東洋経済新報社、2012年)、『国内行向けバーゼルⅢによる新金融規制の実務』(共著、中央経済社、2014年)、『外貨建投資・ヘッジ戦略の会計と税務』(中央経済社、2015年)、『ファンド投資戦略の会計と税務』(中央経済社、2017年)、『デリバティブ投資戦略の会計実務』(中央経済社、2017年)、『すらすら金融商品会計』(中央経済社、2018年)など多数