第 4047 回

シンジケートローンの基礎徹底習得講座
-具体的な契約条項を紹介しながら、基礎からしっかり解説-

会場受講
2019年10月17日(木) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

月岡 崇
長島・大野・常松法律事務所
パートナー 弁護士

講演趣旨

 シンジケートローンは、複数の金融機関が同じ条件で貸付を行う取引で、特に大型の融資取引で広く使われています。シンジケートローン契約は単純な相対の融資契約と比べて複雑な条項が数多く含まれることから、初めて目にする方には近寄りにくい印象を与えがちですが、その基礎さえ理解すれば難しいものではありません。
 本講演では、一般的なコーポレートローンとしての国内シンジケートローンを念頭に置き、具体的な契約条項を紹介しながら、貸付人と借入人のいずれのご担当者にも理解頂けるように、シンジケートローンを基礎からしっかり解説します。

補足案内

講演項目

1. シンジケートローンの概要
(1)シンジケートローンとは
(2)相対ローンとの違い
(3)シンジケートローンの登場人物
2. シンジケートローン契約の解説
(1)シンジケートローン契約の基本構造
(2)時系列で見るシンジケートローン
(3)シンジケートローンに特有の契約条項
3. 担保付シンジケートローン
(1)シンジケートローンと担保
(2)普通担保と根担保
(3)同順位と準共有
(4)各種の担保目的物
4. 債権法改正とシンジケートローン契約
5. 質疑応答

講師紹介

月岡 崇 (つきおか たかし) 氏
 バンキング(シンジケートローン、プロジェクトファイナンス、セキュリティトラスト等)、信託や債権流動化等のストラクチャードファイナンス取引、証券発行といった国内外のファイナンス取引や、金融規制法分野を主に取り扱う。日系企業の海外進出支援、特にインフラ分野における海外展開支援も手がけている。1999年弁護士登録、2004年Columbia Law School卒(LL.M.)、2004-2005年米国Shearman & Sterling法律事務所勤務。