第 4065 回

VPP、ERAB、蓄電池など、再エネ電力の付加価値化と様々なビジネス機会

会場受講
2019年11月7日(木) 9:30~11:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

段野 孝一郎
株式会社日本総合研究所 リサーチコンサルティング部門
部長 環境・エネルギー・資源戦略グループ担当

講演趣旨

 電力システム改革により電力取引分野は今後、更に一層の「市場化」が進みます。また、VPP、ERAB、蓄電池など、再エネ電力の付加価値化も進み、それに伴い様々な事業機会が生まれると考えられます。
 本講演では、日本総合研究所でディレクタとして環境・エネルギー・資源戦略グループを統括する講師が、「VPP、ERAB、蓄電池など、再エネ電力の付加価値化と様々なビジネス機会」と題して、再エネ電力の多様化な価値化と電力取引の制度設計、諸外国での電力新ビジネスの動向、並びに日本での新たな事業機会とビジネスモデル、関係各社が取るべき今後の事業戦略などについて解説します。

補足案内

講演項目

1.グローバルに進むエネルギー市場の変革
(1)再生可能エネルギーの普及に伴うエネルギー事業への影響
(2)電力市場におけるDR/VPP活用の流れ
(3)総括原価撤廃の影響~電力市場における「市場化」の意味~
2.諸外国で生まれる新たなビジネスモデル
(1)エネルギーマネジメントの新たな潮流
(2)多様化するビジネスモデル
3.我が国における今後の展望
(1)ERAB(DR/VPP)に関する政策・市場動向
(2)立ち上がりつつあるERAB事業
(3)今後の展望
4.まとめ 質疑応答/名刺交換

講師紹介

段野 孝一郎 (だんの こういちろう) 氏
 京都大学大学院工学研究科博士前期課程修了(工学修士)。2007年、株式会社日本総合研究所に入社。環境・エネルギー、資源・水ビジネス、情報通信・ICT分野のクライアント企業に対して、技術戦略およびマーケティング戦略の視点から、事業戦略策定、新規事業開発、事業化支援等のコンサルティングを提供している。2015年より、ディレクタとして環境・エネルギー・資源戦略グループを統括。注力テーマは「電力・ガス制度改革」、「新興国の環境・エネルギー市場」、「Post-FIT」、「エネルギー×AI/IoT」等。