第 4109 回

情報銀行と個人情報の法規制に関する最新動向と事例研究

会場受講
2019年12月19日(木) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

福岡 真之介
西村あさひ法律事務所
パートナー 弁護士
松村 英寿
西村あさひ法律事務所
カウンセル 弁護士

講演趣旨

 パーソナルデータの利活用についての議論が関係者の間で盛んです。中でもデータ流通のプラットフォームとして情報銀行が注目されており、パーソナルデータ利活用による新たなビジネスとして期待されています。政府も情報銀行を促進すべく、総務省から情報信託機能の認定に係る指針が公表され、情報銀行認定事業も開始されています。このように期待が高まる情報銀行ですが、事業化に際しては、パーソナルデータは扱いに注意を要するだけに、その流通・利活用に関する法的問題点などを十分に理解しておく必要があります。
 本セミナーでは、個人情報保護やAIに精通した二人の講師が、まず情報銀行の基礎知識からパーソナルデータに関する法律や昨年施行された改正不正競争防止法で導入された「限定提供データ」などの新制度の留意点について詳述します。次に情報銀行のモデル規約や事例を紹介し、更に2020年に予定されている個人情報保護法の改正(いわゆる3年ごとの見直し)の動きについても解説します。

補足案内

●企業内弁護士を除き、ご同業の応募はご遠慮ください
●本セミナーご参加者には、6枚で1回無料受講できるポイントカードをお1人につき1枚謹呈します。

講演項目

1.情報銀行とは
2.情報銀行の認定基準と認定スキーム
3.パーソナルデータに関する法律
4.データに関する法律(2018年改正不正競争防止法等)
5.モデル規約の解説
6.事例の紹介と今後の展望
7.個人情報保護法の最新議論
8.質疑応答/名刺交換

講師紹介

福岡 真之介 (ふくおか しんのすけ) 氏
 1996年東京大学法学部卒業。98年司法修習修了(50期)。01年西村あさひ法律事務所入所、現在に至る。
<著書>
 『データ取引の契約実務』(2019年10月)、『データの法律と契約』(2019年1月)、『AIの法律と論点』(2018年3月)、『IoT・AIの法律と戦略』(2017年4月)、『知的財産法概説<第5版>』(2013年7月)など多数。
松村 英寿 (まつむら ひでとし) 氏
 2000年慶應義塾大学法学部卒業。02年司法修習修了(55期)。04年西村あさひ法律事務所入所、現在に至る。
<著書>
 『データ取引の契約実務』(2019年10月)、『データの法律と契約』(2019年1月)、『AIの法律と論点』(2018年3月)、『知的財産法概説<第5版>』(2013年7月)など多数。