第 4153 回

英語での交渉、メールのやり取りなどで失敗しないように、そのコツを身に着ける講座
-英語による国際ビジネス交渉・取引に豊富な経験を持つ講師が分かりやすく伝授-

会場受講
2020年2月14日(金) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

中山 達樹
中山国際法律事務所 代表弁護士
公認不正検査士 海外事業コンサルタント
一般社団法人グローバルチャレンジ 代表理事

講演趣旨

 ビジネスの国際化が進んでいるにもかかわらず、英語での交渉はどうにも苦手…という方が、日本人には多いと言われます。そのために英語力の強化はもちろん必要ですが、単に英語が上手になればいいわけではありません。英語での国際交渉を成功させるためには、それぞれの国の文化的背景から来た「プロトコル」「ルール」に対する配慮が必要です。逆に、それらを乗り越える「コツ」を知っておけば、グンと交渉が有利になると言えましょう。
 そこで本講演では、英語塾講師としての長期経験があり、また国際弁護士として海外でのビジネス交渉・取引で数々の修羅場を潜ってきた百戦錬磨の講師が、英語交渉やメールのスキルアップ・ブラッシュアップを目指す方などのために、現場での生々しい体験談を交えながら、失敗しないためのポイントを分かりやすく伝授します。

補足案内

講演項目

1 国際ビジネスのルール・プロトコル
(1)メラビアンの法則/6✕6✕36の法則/ハンバーガーの法則
(2)自己紹介/スピーチ/ユーモアを利かせるコツ
(3)英語を「軽蔑」すべき? -目的達成の「手段」としての英語の意味
2 「話す」
(1)英語の発音・発声法の日本語との決定的違い
-日頃の勉強方法は?
(2)会議ですぐに使える実践的フレーズ
-約40例 + 200の暗唱例文
(3)会議を「支配」するテクニック -日頃の訓練方法
(4)国際電話のコツ -事前準備の仕方・心構え
3 「書く」
(1)パラフレーズの重要性/Plain Englishの書き方/形式面の整え方
(2)オススメ教材・アプリ・ツール
4 交渉術
(1)アリストテレスの弁論術/弁証法/戦略と戦術の違い/返報性の原理等
(2)交渉のケーススタディー -自社の利益を「最大化」するためには?
(3)契約の鉄則は? 典型契約で抑えるべきポイントは?

講師紹介

中山 達樹 (なかやま たつき) 氏
 1998年東京大学法学部卒業。2007年三宅・山崎法律事務所入所。2010年シンガポール国立大学ロースクール(アジア法専攻)修了。2010~2011年にはシンガポールのDrew & Napier法律事務所に勤務。2015年8月中山国際法律事務所開設、同事務所代表弁護士。2013年中小機構国際化支援アドバイザー。2016年公認不正検査士。『アジア労働法の実務 Q&A』をはじめ海外進出(主として新興国)に関する著書論文、また講演実績多数。