第 4259 回

公民連携方式によるPPP・PFI発注事業への参入・ビジネス構築の考え方
【会場受講】【動画配信】

会場受講
2020年6月19日(金) 9:30~11:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

伊庭 良知
一般社団法人国土政策研究会 PPP・PFI担当理事 
公民連携定住対策推進自治体連絡会 事務局長

講演趣旨

 国、県、市町村による公共事業の調達・発注に関し、政府は「官民連携アクションプラン」、「骨太の方針」、「経済戦略」を基本とすると発表した。このように、各市町村の財政逼迫状況を鑑み、官民連携を中心手法においたことにより、公共事業の運営権、PPP・PFI等の市場が拡大しようとしている。ただ、プロジェクトリーダーを務めうる人材が不足していることなどから、この分野に参入できている企業はまだ数が少ない。
 本講演では、参入検討企業やコンサルタント会社、金融機関などの担当役員や担当者を主な対象として、人材育成の観点から、公共事業の調達・発注に関する情報収集、応募チーム構築、提案作成・提出手法などの実際に役に立つ実務について詳細に解説する。

補足案内

●動画配信は、開催当日、ご都合により会場にお越しになれない方にご提供するサービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内のご案内開始を予定しております。

講演項目

1.官民連携に関する政府の方針
①PPP・PFIアクションプラン
②成長戦略
③骨太の方針(経済財政運営と改革の基本方針)
2.PPP・PFIの本質
①行財政り札
②公共調達・発注手法改革
③地域の発展に資する手法としての官民連携
3.PPP・PFIに取り組むための実務と手順
①情報収集活動と情報の処理・方針策定
②チーム編成活動の実際
③コンソーシャム運営と提案策定・勝てる提案の実際
4.PFI・PPP参入企業の心得

講師紹介

伊庭 良知 (いば よしとも) 氏
 1990年代からPFI手法の研究に着手、PFI法成立後,PFI研究会主宰、橋梁PFI研究会事務局長を務め、中小自治体のPFI手法発注のアドバイザー、PFI参入希望企業向けコンソーシャムチーム編成・提案アドバイザーなど、官側、民間側両方のアドバイザーとして、20年間活動している。官民連携プラットフォーム基調講演、事業者選定委員会委員・委員長、自治体アドバイザーなど公共側や民間コンソーシャムチームのプロジェクトリーダー、提案策定アドバイザーも多数。