第 4260 回

コロナ時代を生き残るためのターンアラウンドM&Aの法的実務と留意点
【会場受講】【動画配信】

会場受講
2020年6月19日(金) 13:30~16:30
金融ファクシミリ新聞社
セミナールーム
東京都中央区日本橋小網町9-9
小網町安田ビル2階 地図
電話 03-3639-8858
当セミナーは全 回のシリーズ開催です。
1回のみでもお申込みいただけます。

講師

松本 渉
長島・大野・常松法律事務所
弁護士
水越 恭平
長島・大野・常松法律事務所
弁護士

講演趣旨

 新型ウィルスや原油価格下落等に世界経済全体が多大な影響を受けている昨今、企業にとって生き残りをかけたM&Aが今後増加してくると予想されます。特に、財務状況が悪化した企業を再生し成長または転売することを目的とする「ターンアラウンドM&A」においては、多数の利害関係人と交渉しながら、極めて短期間に案件をまとめ上げなければならず、通常の案件にも増して困難が伴うことも多いため、平時からの備えが一層重要と言えます。また、多様な法律問題が噴出することもあるため、会社法・金商法・倒産法その他の法律を横断的に見渡せる広い視野が必要となります。
 本セミナーは、M&Aの法的アドバイス実績豊富な講師らが、企業やファンドのM&A担当者のために、ターンアラウンドM&Aに関わる際に必要となる分野横断的な知識や思考過程の習得を目標に行います。

補足案内

●本セミナーへのご同業の応募はご遠慮ください。
●動画配信は、開催当日、ご都合により会場にお越しになれない方にご提供するサービスです。セミナー開催終了後、3営業日以内のご案内開始を予定しております。

講演項目

I.ターンアラウンドM&Aとは
(i)直近の事例等
(ii)ステージ毎の特殊性
II.非上場企業のターンアラウンドM&A
(i)スキーム選択
(ii)法的留意点
(iii)契約交渉における留意点
III.上場企業のターンアラウンドM&A
(i)スキーム選択
(ii)会社法・金商法上の留意点
(iii)上場規則上の留意点
(iv)過去実例の検討
IV.クロスボーダー案件における注意点
V.質疑応答

講師紹介

松本 渉 (まつもと わたる) 氏
 2010年弁護士登録、長島・大野・常松法律事務所に入所。英国Oxford大学での留学(経営大学院修士)や国内民間企業への出向経験を活かし、法務とビジネスを横断するプラクティスに豊富な経験を有する。専門は国内外のM&Aその他の資本取引、ターンアラウンド案件等。
水越 恭平 (みずこし きょうへい) 氏
 2010年弁護士登録、長島・大野・常松法律事務所入所。国内外での株式・社債その他の証券の発行を始めとする金融取引、開示規制を含む金融規制法に関するアドバイスを行うとともに、事業再生ADR手続を利用した上場会社による資金調達に関しても豊富な経験を有する。